浄化槽の中から溶けた遺体が見つかる。タンクに残っていた皮膚のタトゥーから、被害者は受刑歴がある回収屋 (ルビ:レポマン) のベニーと判明する。ベニーは車で事故に遭った後、誰かから逃げようとしたが浄化槽に入れられ溺死したこと、車には同乗者がいたことなどがわかるが、すでに車は解体され、残っていたのは事故直後の写真だけだった。
博物館の中で、死体で見つかった骨董商の殺人事件をCBIが捜査するが、そこにあった証拠は、もしかしたらCBIチームのメンバーが容疑者である可能性を示していた。
キャロルのおかげで終着駅から全員無事に脱出できたリックたち。再会を喜び安堵するが、ダリルは自分たちの様子をうかがう怪しい影を感じていた。そんな折、ウォーカーに囲まれ助けを求める神父と出会う。彼はリックの質問に、ウォーカーも人間も殺したことがないと答えるが、リックは神父が何かを隠していると確信する。とりあえず一行は彼の教会へ行き休息を取ろうとするが、エイブラハムはすぐにDCへ向かうべきだと主張する。
安息の地と思っていた“終着駅”で囚われの身となったリックたち。閉じ込められた貨物車の中で再会した仲間と共に脱出のすべを探るが、リック、ダリル、グレン、ボブが引きずり出される。手足を縛られシンクらしき物の前で1列にひざまずかされた4人のそばにはナイフを研ぐ男たちがいた。その頃、終着駅の柵の外から、彼らが連れ出されるのを見ていたのは、タイリース、ジュディスと共に終着駅を目指していたキャロルだった。
戦死したキーン次期大統領の息子を貶める企みが進む一方、亡命を望むジャバディは事態が進展せず、いらだちを募らせていた。アメリカの諜報機関内に敵がいるのではないかと疑うソールはキーン次期大統領への取り次ぎを頼もうとキャリーの家を訪れるが…。同じ頃、湖畔の家にかくまわれているクインは、ある疑いを捨て切れずにいた。