絞殺、車による衝突死、溺死という手口が異なる不可解な連続殺人事件がシアトルで発生した。BAUは3件の事件現場が近く、被害者たちの口内に似通った“切り傷”が見つかったことから同一人物による犯行と断定。すると間もなくして、リードが口内の切り傷は“ローマ数字”を刻んだものであると気づく。そして捜査を進めると、犯人はダンテの叙事詩「神曲」の第1部「地獄篇」を再現していることが判明。一方、リードを狙って逮捕されたグレッグ・ベイラーの死刑執行を停止したいガルシアは、テキサスへ向かっていた。
湖からちぎれた足首が見つかり、ラスはすぐさまその足が履いているスニーカーがコピー品であることを見抜く。グセヴィッチの指示を受けたラスとミルトは、詐欺罪で服役中のラスの母親、コンスタンスに見解を聞きに行く。しかし、ミルトがコンスタンスに言いくるめられ、彼女を捜査に同行させることになってしまう。ホリーは、インテリジェンサー新聞の記者から、ラスの捜査方法を問題視した記事を出すと言われ、意外な行動に出る。