#2 運転にご用心
ノーランが追った逃走車には花嫁姿の女性が乗っていた。結婚するはずの相手に浮気されてフラれたために自殺しようとするその女性に、ノーランは宝くじを渡して思いとどまらせる。ルーシーの指導巡査のティムが撃たれたため、代理としてスコットが彼女の指導に当たる。危険な仕事を嫌うスコットは、交通違反を見張るだけの怠けた仕事ぶりを見せる。銃撃戦で体が動かなくなったジャクソンは自信を失いつつあったが、教会で暴れる薬物中毒の男を説得。さらに凶悪な傷害事件を起こしているグループの一員も逮捕して失いかけた面目を多少は取り戻した。ノーランが運転する車の前に女性が飛び出してはねられる。薬物を投与されている女性クリスティンは、誰かに監禁され、逃げ出してきたようであった。クリスティンの言葉から、さらにもう1人が監禁されているとみた警察は総力をあげて捜査を開始する。タリアは監禁場所から“止まれ”という言葉が繰り返し聞こえていたという証言を聞き、それが視覚障害者用信号だと考える。その信号の近くに住む警備員にノーランが話を聞こうとすると、警備員はいきなり発砲。家の中へ入ったノーランは地下室で監禁されている女性を見つけるが、警備員に殴られてしまう。しかしそこにルーシーとタリアが駆けつけ、ノーランは逃げた警備員を逮捕する。ノーランは中年の新人警官を毛嫌いするグレイ巡査部長から褒められ、クリスティンからも感謝された。しかし一人前になるための彼の前途はまだまだ厳しい…。