Josette Jorge

MITの大学院生・リアムは、自身が開発したソフトウェアで地球に迫りくる小惑星を発見する。身の危険を感じたリアムは、大富豪の科学者ダリウスを訪ねる。

小惑星衝突から地球を守るため、国防総省と極秘に計画を進めるリアムとダリウス。まだ誰も開発に成功していない、理論的に不可能な装置の開発に挑む。

ダリウスはEMドライブの完成を急ぐ。国防総省の報道官グレースは、最善の計画を実行しても10億人以上の犠牲者が出ると知り、ショックを受ける。

フロリダ沖でアメリカ軍空母が爆発する中、人類を滅亡の危機から救うため奔走するグレース、ハリス、リアム、ダリウス。4人の時間との戦いが始まる。

アトラス計画がメディアにリークされ、複雑さを増していくアメリカとロシアの外交関係。それにより、世界救済計画の行方にも暗雲が垂れ込める。

マッケンジー大統領との面会を求めるが、断られたダリウス。大統領が自分から出向くよう仕向けるため、記者会見でアトラス計画は事実だと発表する。