バックパックに詰められるだけの物を背負い、10人の挑戦者たちが厳しい大自然の中へと足を踏み入れていく。彼らのサバイバルには、カメラクルーもプロデューサーも一切同行しない。極度の孤独と極限の心理状態に追い込まれながらも、この苛酷なサバイバルに耐え抜き、最後の生存者となった者が50万ドルの賞金を手にできる。いま、究極のサバイバルゲームが始まる。
激しい嵐によってシェルターに閉じ込められ、孤独に向き合わざるを得ない挑戦者たち。長く続く孤独と飢えにより、彼らは徐々に精神のバランスを失っていく。ある者は不快な侵入者に激怒し、過激な手段を使って戦いを仕掛ける。一方、武器を持って狩りに出かける者や、自分のシェルターに嫌悪感を抱き始める者も現れる。
モンゴルの冬は厳しさを増す一方。極限の空腹状態と猛烈な寒さが容赦なく挑戦者たちの体力と気力を奪っていく。先の見えない孤独な闘いに打ちひしがれながらも、家族への思いを胸に自らを奮い立たせて一日一日を乗り切る面々。自分の限界に最後まで挑み続けた1名のみが手にできる50万ドルの賞金は、果たして誰の手に?
20日目を迎え、挑戦者たちは今までにない困難に直面する。夜中に響く声や痕跡。ヒグマの縄張りにいる者は、恐怖に打ち勝つことができるのか。一方、狩りをする者は動物の命を奪うことに疑問を抱き、サバイバルと道徳観のはざまで苦悩する。そして、飢えをしのごうと栄養豊富な樹皮を食べる者に、思わぬ災難が降り掛かる。
サバイバル生活11日目、雷の音を聞いた挑戦者たちは、すぐに雨への準備を始めるが、予想以上に猛烈な雨と暴風に見舞われ、シェルターの中で不安な夜を過ごす。翌日、ある挑戦者はモンゴルの過酷な冬に備えて小屋作りの仕上げにかかる。一方で食料不足に苦しむ挑戦者たちは、それぞれ工夫を凝らし、魚釣りや狩りに奮闘する。