都心から遠く離れ、色濃く残る自然に囲まれた集落──雛見沢村。 かつて、ダムの底に沈むはずだった村は、今もなお昔と変わらない姿で、転校生・前原圭一を迎え入れる。 都会で暮らしていた圭一にとって、雛見沢の仲間と過ごす賑やかでのどかな生活は、いつまでも続く幸せな時間のはずだった。 一年に一度行われる村の祭り、綿流し。 その日が来るまでは・・・。 昭和五十八年、六月。ひぐらしのなく頃に。 日常は突如終わりを告げ、止まらない惨劇の連鎖が始まる──。
エピソード1
鬼騙し編 其の壱
昭和五十八年の六月。雛見沢に引っ越してきた圭一は、村に住むレナたちとの新しい生活を楽しんでいた。そんな六月のある日、圭一はダム工事現場の跡地で、偶然出会った写真家の富竹から不穏な話を聞かされる。
エピソード2
鬼騙し編 其の弐
かつて雛見沢村で起こったダム工事にまつわるバラバラ殺人事件のことを知った圭一は、その日以来、まるで自分を見張るようなレナの視線に気づき、得体の知れない恐怖に苛まれるようになる。
エピソード3
鬼騙し編 其の参
綿流しの演舞が終わり、圭一はレナに連れられて沢に降りる。村の守り神・オヤシロさまへの感謝を口にするレナに倣って、圭一も綿を流す。その翌日、圭一の元に大石と名乗る刑事がやってくるのだが…。
エピソード4
鬼騙し編 其の四
日に日に疑心暗鬼を募らせる圭一は、朝迎えに来たレナと顔を合わせることができず、学校を休む。それでも仲間であるレナを信じたくて葛藤する圭一に、思わぬ人物が声をかける。
エピソード5
綿騙し編 其の壱
昭和五十八年六月のある日、圭一は魅音とレナからの電話で興宮へ呼び出される。部活の一環としてゲーム大会を楽しんだ圭一は、参加の謝礼として、意外なプレゼントを手にする。
エピソード6
綿騙し編 其の弐
不良に絡まれた圭一を救ったのは、詩音と雛見沢の住人たちだった。詩音は戸惑う圭一に、ダムの工事計画と闘い勝利した、雛見沢村に代々受け継がれる団結の歴史を話す。
保志総一朗
中原麻衣
ゆきのさつき
かないみか
田村ゆかり
堀江由衣
茶風林
大川透
関俊彦
園崎詩音
川口敬一郎