憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。親元を離れてちいさなアパート“ひだまり荘”で一人暮らしを始めたゆのは、同級生の宮子と、先輩の沙英、ヒロに出会う。ゆのは慣れない生活に戸惑いつつも、仲間に囲まれながらゆっくりと夢に向かって歩み出す。
エピソード1
冬のコラージュ
あっという間の冬休みが終わって、今日からまた楽しい学校生活の始まりです…と思ったら、私、冬休みの宿題、やってなかったんです…。でも、なんとかお昼休みを返上してお家で作って、ギリギリセーフ。そして放課後、宮ちゃんとお掃除当番をしていたら、突然、宮ちゃんが、雪の積もる誰の足跡も無い校庭で、今年最初の創作活動を始めたんです。「何が出来るんだろ?」と思って見てたら、、、、宮ちゃん、それじゃ惜しいけど間違ってるよ…。
エピソード2
ニッポンの夏
今日は宮ちゃん・ヒロさん・沙英さんたちと「ひだまり荘」の表札を作りました。作業を始めると、話題は「なんで宮ちゃんの家賃だけ安いの?」という事になって・・・。(C)蒼樹うめ・芳文社/ひだまり荘管理組合
エピソード3
またはインド人
ある日、デッサンの授業に向かうと、床にピチピチ跳ねるマグロが!?と思いきや、全身に布を巻いた吉野家先生がいました。どうやらデッサンのモデルになりたいそうです。(C)蒼樹うめ・芳文社/ひだまり荘管理組合
エピソード4
歌うショートケーキ
今日の授業は、みんなで屋外写生。でも、途中で校長先生に会ったり、竹林の中で不思議な"やまぶき地蔵"さんを見つけたり、なんだか騒がしい屋外写生でした。(C)蒼樹うめ・芳文社/ひだまり荘管理組合
エピソード5
こころとからだ
朝から顔が熱いと感じていたゆの。宮子たちが迎えに来ても状態は変わらず、熱を測れば38度2分ということで、今日は学校を休むことになった。そして横になると、夢か現実か分からない出来事が起こり始める。
エピソード6
ひんやり、まったり
今日は期末試験最終日。遅くまで試験勉強して遅刻ギリギリに起きたから、ペンケースの中には消しゴムじゃなくて練り消しが。でも、なんとか頑張って無事に試験終了です!(C)蒼樹うめ・芳文社/ひだまり荘管理組合
松来未祐
新谷良子
水橋かおり
阿澄佳奈
新房昭之