オジュンは、巧みな話術で女性を騙してはお金を取って生きる詐欺師。3000万ウォンの借金返済を迫られている。その頃、若くしてシングルマザーとなったダルレは姑のスンソムに強制的に見合いをさせられていた。相手が老人だったことにむしゃくしゃしたダルレは、停車していたオジュンの車に自身の車をぶつけてしまう。翌日、ダルレの働く書店に老人とその息子のジングが現れる。ダルレの本当の見合いの相手はジングだった。
衝突事故をきっかけにダルレと出会ったオジュンは、ダルレがカフェの開業資金として3000万ウォンの貯金を持っていることを知り、なんとか縁をつなごうとする。ダルレは書店の人気スタッフに投票してほしいとオジュンにお願いする。オジュンは、いつもの女性を口説く技がダルレには通用せず困惑。一方、父からの圧力で、ジングはダルレを一方的に夕食に誘う。
ダルレの亡き夫テオの命日。毎年、この日が近づくと体調を崩すダルレは書店を欠勤する。取り立て屋から執拗に返済を迫られるオジュンは、ダルレの自宅を訪ねる。ダルレはオジュンをテオと見間違えて倒れてしまい、オジュンは慌てて病院に運び込む。オジュンの親友マンドゥから部屋を追い出されたオジュンは、銀行員のヨナの部屋のところへ。しかし、ヨナはお金を持っていないと知り・・・
突然オジュンに冷たくされたヨナは、オジュンの手帳に書かれた詐欺に関するメモを見てダルレの書店を訪ねる。ダルレに話しかけようとしたところ、オジュンは間一髪で阻止する。そして、オジュンはカフェの譲り受けの話しをちらつかせる。オジュンが妹のことで悩んでいると心配したダルレは瞑想センターに連れて行く。瞑想しているダルレを見て、オジュンは思わずキスをする。
瞑想中にキスされたダルレはオジュンを意識し始める。夜中にジングは父と喧嘩し、ダルレの家を訪ねる。非常識だと非難するダルレに対し、ジングは人に好かれる方法を教えて欲しいと頼み込む。ジングとダルレの様子を見たオジュンは、不愉快だ。ダルレから掛かってきた電話にオジュンは涙してしまう。オジュンに惹かれるのを怖れるダルレは、シングルマザーであり、夫を忘れていないことを告げる。
オジュンは、カフェの譲り受けの話をダルレに再び持ち出す。ダルレはコーヒーショップが気に入り契約書にサインし、保証金の3000万ウォンも用意し、取引は完了する。開店準備を始めたダルレはしばらくして詐欺に遭ったことを知るが、オジュンも騙された側だと信じて疑わない。その頃、オジュンは取り立て屋から金を奪い取り、ダルレに会いにいく。
チャン・ヒョク
出演者
イ・ダヘ
キム・ジュンテ
キム・ヘスク
ソン・ビョンホ