一葉: お嬢様である小橋若葉は、学力不足で第一志望のお嬢様学校には入れず、普通の女子高校に入学する。そこでクラスメイトの時田萌子、黒川真魚、真柴直と出会い、仲良くなる。若葉はすでに女子高生であるにもかかわらず、「夢は女子高生です」と自己紹介するほど、今どきの女子高生、特にギャルに強い憧れを抱いている。ミニスカートを借りてはしゃいだり、友達ができたことを家族に涙ながらに報告したりと、少しズレた感覚を持つ若葉と個性豊かな友人たちの日常が描かれる。

二葉: 駅前にアイスクリーム屋ができたと聞き、若葉たちは放課後にアイスを食べに行くことになります。車通学のため買い食いの経験がない若葉は、初めての寄り道に大興奮。アイスのことで頭がいっぱいになり、授業中もそわそわしてしまいます。アイスクリーム店で、若葉は「柴さんと同じDカップでお願いします」と注文します。

三葉: 若葉はギャルがやるゲームだと勘違いしてギャルゲーを購入してしまう。直にその勘違いを指摘され、ギャルゲーではなく女の子向けのゲームをプレイしてはどうかと勧められる。こうして若葉は直からBLゲームを借りてプレイすることとなり、男同士が恋愛するというストーリー展開に大きな衝撃を受ける。また、萌子と真魚はゲームの話で盛り上がるが、萌子はトランプを持ってきてしまい、直と真魚を驚かせる。

四葉: 休日に若葉たちは萌子の家に遊びに行くことになった。待ち合わせ場所を間違えたり、携帯電話が家のコードレス子機だったりと、世間知らずな若葉に振り回されながらも、ようやく合流した4人。萌子の家に着くと、若葉は初めての友達の家訪問に興味津々。萌子が「お菓子を作ろう」と提案すると、若葉は「これが包丁ですか」と驚き、萌子が一人でお菓子作りを進めることになる。出来上がったカップケーキをみんなで食べ、ガールズトークに花を咲かせる。若葉は帰り際に感謝の気持ちとして金一封を渡そうとするが、萌子に止められる。後日、若葉は自分でもお菓子作りに挑戦するが、真っ黒焦げにしてしまう。

五葉: 真魚が電車で会う男の子が気になり、お嬢様キャラになろうと若葉を観察し始める。若葉はコンビニのおにぎりを全種類買ったり、こっそり小鳥に餌をやったりする。真魚は若葉の行動を真似しようとするが、最終的に無理に変わる必要はないと気づく。

六葉: 夏休み、暇を持て余していた若葉は、友達に会いたいと思っていたところ、萌子からプールに誘われる。若葉は小学生以来のプールに喜び、水着を持っていないため萌子から借りることになる。萌子が貸してくれたのは、サイズが合わなかったという水着だった。プールでは、真魚は競泳水着、直はスクール水着姿で登場。若葉は水着の着方が分からず悪戦苦闘するが、萌子から水着を譲り受ける。初めての大型プールを満喫する若葉は、顔を水につける練習中に真魚と衝突して溺れてしまう一幕も。友達と初めてのプールを心ゆくまで楽しんだ若葉は、次のお誘いである夏祭りにも行きたがるが、子供の頃に迷子になった経験から門限が6時と決まっており、残念がる。萌子が何かを言おうとする前に、真魚と直は若葉の気持ちを察し、友達の絆を感じさせるのだった。