ゴースト～永遠の愛～

デヒョブは警部補として凶悪犯罪課に配属されるが、エリートのデヒョブに対する同僚達の視線は冷たく疎外される。そのころ、裕福な家庭の子息を狙った誘拐殺人が世間を騒がし、デヒョブは犯人逮捕に全力を注ぐ。そこへ霊能力を持つダルシクが警察に現れ、デヒョブに犯人を不思議な力で示す。疑っていたデヒョブだが、ダルシクの霊視はデヒョブを殺人犯スンドンへと導いていく。

連続殺人犯スンドンを逮捕したデヒョブは、スンドンの妹を誤って死なせてしまったことに罪の意識を感じる。苦しむデヒョブをソニョンは、二人の結婚準備に気持ちを切り替えるよう励ます。そのころ独房の中のスンドンは邪悪な力を身に付け、脱獄を図る。それを知ったデヒョブは急いで捜査に加わるが、スンドンは妹の復讐のためにデヒョブの婚約者ソニョンを襲う…

ソニョンを殺されたデヒョブはスンドンをその場で射殺してしまう。チェ課長のおかげで免職を免れたデヒョブだが、10日間の停職処分を受ける。そしてデヒョブは霊能力者ダルシクの幼馴染みでソニョンにそっくりなウエブニュースの記者ジェヨンと知り合う。一方スンドンの遺体を解剖した医大生のジュニは、悪霊となったスンドンに取り憑かれてしまう。

ジュニに取り憑いたスンドンの霊は、ジュニが恨みに思う教授や学生を次々に殺害してゆく。ダルシクの霊視で犯人を目撃した助教授の存在を突き止め、ジェヨンは情報を聞き出そうとしたが、その矢先に助教授はスンドンに殺害される。そしてデヒョブを陥れようとするスンドンの策略からデヒョブは容疑者にされてしまう。

ダルシクはデヒョブを自分の生まれ育った聖堂へ連れて行き、悪霊と戦うものとしての宿命を伝える。デヒョブは運命を受け入れ霊力を高める修行をするため、警察に辞表を出す。一方デヒョブのことが気になるジェヨンはダルシクにデヒョブの居所を教えてくれるよう懇願するが、諦めるよう言われてしまう。聞き入れたフリをしたジェヨンだったが、デヒョブの元へ向かうダルシクを尾行する。