人生を変えるコーヒーを作るなら、それを飲んだ人の人生も背負わなければなりません。偶然見つけた“イデコーヒー”でパク・ソクのコーヒーを味わった後、カン・コビはコーヒーに人生を賭けると決心する。パク・ソクの心を開くために、コビはコーヒーを飲みながら数日間働き、自分をアピールする。コビの様子を窺ったパク・ソクは、コビを弟子として受け入れる。
ボタンさえ押せば出てくるのは間違ってないよ。その前に行われる多くの努力が隠れてしまう気がして残念だけど。コビの初出勤日にパク・ソクはマシンを初期化させ、コビにエスプレッソ味を再現するように指示する。味が再現できるまで客を受けさせないというパク・ソク。コビは研究に没頭するが、失敗を繰り返す。コビの前に現れた会社員ジヨンが「フィードバックなしにどうやって完成することができるの? 私が手伝ってあげる」と告げる。
カフェとお客さんの間にも相性があるんだよ。生豆ごとに合うロースティングプロファイルがあるように。“イデコーヒー”を個人オフィスのように利用するスタートアップ企業の代表であるソンミンはコビのことが気に入らない。コビはパク・ソクが最善を尽くしてソンミンに応対するのが気に入らず、ソンミンをそれとなく妨害するが…。いざ店からソンミンの足が遠のくと、コビは気持ちがどうもすっきりしない。
これまで飲んだ魔法瓶に入れたコーヒーの中で一番おいしい。朝からコラムの内容を修正しなければならないジュヒは気が重い。コーヒーを一口も飲めず“イデコーヒー”に向かう途中、前の夫のヨンフンに出会ってしまう! ジョヒはわざと彼を無視するが、気が弱くなったジュヒを娘が慰める。深夜ジュヒを訪ねてきた今の彼氏パク・ソクがコーヒーの入った魔法瓶を渡してきたがなぜかコーヒーの味が妙だ。
すごく辛く、寂しかった。ここのコーヒーを飲みながら一日一日を耐えてきました。定休日の日曜日、“イデコーヒー”にやって来たパク・ソクとハンドドリップの練習をするコビ。2人は昼食を食べて帰る途中、故障した自販機の前で出くわしたベトナム人であるクアンのために自販機を修理する。自販機の周辺に押し寄せる町の人々。そして彼らそれぞれの話が続く。
退屈で漠然とした時間を過ごせるほどこの仕事を愛していますか。“イデコーヒー”から客足が遠のくと呆然とするコビ。パク・ソクは「自分で乗り越えなければならない」とアドバイスし、ジュヒはコビにカウォンと一緒に新メニューを作ってみることを提案する。カウォンはコビの提案の意図を誤解したりもするが、新メニューの開発のため意気投合する。コビは自分より幼いのに熱心なカウォンを見て刺激を受ける。
オン・ソンウ
Kang Go Bi
Park Ho-san
Park Seok
Yeong-hie Seo
Kim Joo Hee