ストーンヘンジやアステカのピラミッドなどの古代の遺物は、いったい何のために造られたのか?宇宙空間の研究に使用する最新CGを駆使し、まだ紐解かれていない古代の謎と宇宙との関連性に迫る!
エピソード1
ストーンヘンジ
イギリス南部に鎮座するストーンヘンジは約5千年前に建造され、外周の土塁と溝が設けられたあと、巨大な石の円サーセン・サークルや三石塔トリリトンなどが設置され、神殿のみならず天文台として使われていたという説がある。果たして宇宙との関わりはあるのか?
エピソード2
エジプトのピラミッド
ピラミッドは、ファラオを不滅の存在にするため、天へ送り届ける乗り物だったという。ピラミッド内部の玄室から延びた通路やシャフトは夜空の星、特に冥界や来世に関連した星を指し示していた。エジプトにあるギザの三大ピラミッドがなぜ建造されたかを、宇宙の事象との関連を探りながら検証する。
エピソード3
古代都市の滅亡
旧約聖書の創世記に登場する、退廃した町ソドムとゴモラ。2つの町は神の怒りに触れ滅ぼされたが、創世記の記述によると「主はソドムとゴモラの上に天から硫黄の火を降らせ、これらの町と低地一帯を滅ぼした。」とある。滅亡の原因は小惑星の地球衝突による空中爆発ではないだろうか?
エピソード4
ベツレヘムの星
新約聖書のマタイによる福音書に、東方の賢者たちが空にひときわ明るく輝く星に導かれて、生まれたばかりのイエスを探し当てるという物語がある。その星はベツレヘムの星と呼ばれているが、そのベツレヘムの星の正体を、天文学的側面から探る。
不吉な前兆
私たちの祖先にとって、天文学的な出来事は良からぬ出来事を意味するものであった。死や疫病、飢饉、戦争など、天の動きは人間にとって不吉なことの前兆とされてきたが、実際に私たち祖先は、何を感じ取っていたのだろうか。上空に出現した不可解な物体や現象は、本当に歴史を変えるほどの影響力があったのか?
不思議な形の天体
宇宙に浮かぶ奇妙な形は、古代の人類を悩ませ続けた謎への解答となるだろうか。そして、その不思議な形は天空から見下ろす神の目なのだろうか?土星の北極点に存在する六角形や、月面に現れた人面のような形のように宇宙の物理的な力によって創造されたそれらの形象の正体を解明する。
エリック・トンプソン
Laura Verklan
ルイス・タランティーノ
Darryl Rehr
ダグラス・コーエン
スチュアート・カーター
Luke Ellis
Matthew P. Hickey
Jim Pasquarella