地球防衛企業ダイ・ガード

西暦2030年のとある秋の日。ここ熱海では警備保障会社・21世紀警備保障による展示会の真っ最中。同社に勤める熱血青年・赤木駿介は、展示中の巨大ロボット=ダイ・ガードをバカにされ不機嫌になっていた。そこへ謎の怪物ヘテロダインが出現。突然の来訪者に会場はパニックと化す。赤木は撤退命令を無視し、同僚のいぶきと青山を連れダイ・ガードに乗り込むが…。

ダイ・ガードの活躍によりヘテロダインは海へと追い払われ、負傷者達は赤木の提案で東京へと運ばれることとなった。彼らを乗せた輸送機は無事お台場へと到着するが、そこにまたもやヘテロダインが出現。人々を守るため再び戦おうとする赤木達の下に、開発部からの新兵器ドリルアームが届けられた！ ダイ・ガードVSヘテロダインの第2回戦が始まる…。

青山が会社を辞める!? 懸命に説得する赤木だったが、青山の意志は固い。「臆病者なのさ、俺は」そういい残すと、青山はお台場から去っていった。そこにヘテロダイン上陸の急報が。すぐに現場に急行した赤木といぶき。だが、機関士のいないダイ・ガードは歩くこともままならない。そのダイ・ガードの苦戦ぶりを見ていた青山は、意を決し赤木達の元へと急ぐ。

安保軍の城田が、戦術アドバイザーとして21世紀警備保障へと派遣されてきた！ それに伴い、赤木達がダイ・ガードから降格するとの噂。いぶきは、突然の話に納得できない。だがその日の深夜、広報二課の面々はヘテロダイン捕獲のため秩父山中へと駆り出されることに。新兵器のネットアームを装備し、ヘテロダインの前に立ちふさがったダイ・ガードであったが…。

安保軍は21世紀警備保障にダイ・ガードの受け渡しを迫り、そのことは赤木と城田の溝をさらに深めてゆく。そんな中、今度は筑波市の地表からヘテロダインが出現し、なんと原子力発電所に向かって動き出した。広報二課のメンバーは直ちに現場へと直行。しかしヘテロダインの上には、まだ取り残された人がいるではないか！ 救出を開始する赤木達であったが…。

TVの報道番組に映っていた公園を見て驚くいぶき。そこは彼女が幼い頃、亡き実父との待ち合わせに使っていた場所だったのだ。思い出に誘われ公園に足を運んだいぶきは、かつての自分と同じように父を待つ少女と知り合う。だが、そんな思い出の場所にもヘテロダインが出没！ 触れたものを次々と消滅させてしまう強敵に、ダイ・ガードはどう立ち向かうのか!?