検察庁の事務官・平川星利菜 (仲里依紗) には、警官だった父を殺害された過去があった。星利菜は、その犯人を自白させ、刑を確定させた検事・田島亮二 (岸谷五朗) を尊敬していたが、ある日、その犯人が冤罪を主張し刑務所で自殺したことを知る。数日後、弁護を行なった黒宮弁護士 (佐藤二朗) と顔を合わせた田島は、真犯人の存在をほのめかされるが、その直後黒宮は遺体で発見される。現場の防犯カメラには、返り血を浴びた田島の姿が。父殺害事件の冤罪疑惑、田島の殺人容疑。星利菜は自らの正義を持って真相を暴くため、事件に立ち向かう…。
エピソード1
第1話
検察庁の事務官・平川星利菜 (仲里依紗) には、警官だった父 (螢雪次朗) を不良青年・健太郎 (山根和馬) に殺害された過去があった。星利菜は健太郎を自白に追い込んだ検事・田島 (岸谷五朗) のもとで働くことになり、充実した日々を送っていた。しかしある日、健太郎が無罪を主張し、刑務所で自殺したことから事態は一転する。数日後、星里菜のもとに、謎の男から「田島は人殺しだ」と脅迫電話がかかってくるが…。
エピソード2
第2話
黒宮弁護士 (佐藤二朗) が殺害され、特別手配されている容疑者・田島 (岸谷五朗) が行方不明となってから、検察は世論から厳しい目を向けられていた。星利菜は、田島の代わりに異動してきた曲者の滝川検事 (杉本哲太) の事務官となる。そんな時、姿を消した田島から星利菜に連絡が入り、静岡地検の通用口の鍵を施錠しないで欲しいと懇願される。田島は一体何を隠し、何をしようとしているのか、星利菜は疑心暗鬼になり…。
エピソード3
第3話
黒宮 (佐藤二朗) 殺しの罪で逮捕された田島 (岸谷五朗) の弁護を深町 (袴田吉彦) が担当することになり、無罪を主張。田島の取り調べは滝川 (杉本哲太) と星利菜 (仲里依紗) が担当することになったが、なぜ血まみれでナイフを持って監視カメラに映っていたのかという問いに黙秘を続けていた。そんな田島の態度に違和感を覚えた星利菜は、少しでも真相に近づくため、父親 (螢雪次朗) を殺された事件を再度調べ始めるが…。
エピソード4
最終話
牧原 (遠藤雄弥) からすべての真相を話しますと言われ、静岡駅へ向かう星利菜 (仲里依紗)。しかし、現われた牧原は変わり果てた姿になっていた。一体誰が何の目的で…。すべての事件をもう一度振り返った星利菜の脳裏にある人物が浮かび上がる。最愛の父が殺された事件、そしてその事件と交錯して巻き起こるさまざまな事件。星利菜は、公判を控えている田島 (岸谷五朗) とともに、真相を暴くために奔走する。
仲里依紗
権野元