トキメキ☆雲上 学堂スキャンダル ～漂亮書生～

文曦は母親と病弱な弟の文彬との3人暮らし。文曦は貧困のため、弟の文彬の服を着て街で小説を売り生活を支えていた。そんなある日、文曦は道端で承駿とぶつかり新しく執筆した小説をその場に落としてしまう。ムーライ書店で落としてきたことに気づいた文曦。潮店主の頼みでその場で覚えていた小説の内容を書き出すが…。

文曦の才能に気づいた承駿は堂考に参加させようと説得するが、文曦は暮らしが大事だと断る。しかし、借金の取り立てに苦しむ文曦は報酬目当てに結局堂考を受けることに。気づけば最終試験まで進み、文曦は合格してしまう。堂生には毎月お金が支払われることを知った文曦。男装をし弟の文彬の名で入学するのだが…。

文彬の相部屋に1人部屋を断った承駿がやってくる。文彬は何とか追い出そうとするが承駿はまったく聞き入れない。その夜、入学式が行われる。それぞれ学掌に貢ぎ物をする中、文彬は母親の手作りの菓子を渡そうとするが学掌の取り巻きが菓子を揶揄し粗末に扱う。その態度に激怒した文彬が食ってかかり、騒ぎとなるが…。

部屋に戻った文彬はついに承駿と同じ部屋で寝ることに。文彬のとまどいをよそに床に入る承駿。そんな中、滅多に戻ってこないと言われていた澤信が部屋に戻り、結局文彬と承駿は部屋から追い出されてしまう。楽暄はそんな2人を自分の部屋に招き入れ、寝床を提供する。そしていよいよ、雲上学堂で体験授業が始まり…。

文彬がいとも簡単に小漫を学堂に呼ぶ任務を遂行したことが気に入らない学掌は、文彬に目をつけ問題をおこすなと警告する。そんな中、澤信と承駿の仲の悪さを心配する文彬は、楽暄から澤信が銘仁酒店の上酒に目がないことを聞き、その酒を手に入れる。そして、承駿と仲直りする約束で澤信の前で自らその酒を飲み干すが…。

酔って失態を犯した文彬は楽暄に堂生から恐れられている厲虎先生の存在を知らされる。甘んじて罰を受けるつもりだった文彬は、先生の体験授業で品格点の減点が月の給金に響くと聞き落胆する。そんな中、文彬たちは入学の礼の準備のため外出を許可される。そこで文彬は小漫に再会、承駿も競売会で学掌の妹、淑敏と再会する。