ナショナル・トレジャー 一族の謎

幼い頃に父親を亡くしたジェス・バレンスエラ。父が追っていた古代の宝の鍵を握る老人との出会いをきっかけに、彼女の人生は一変してしまう。持ち前の才能を活かし、親友のターシャと共に手がかりに挑むが、冷酷な闇の骨董品ディーラー、ビリーもまた同じ宝の謎を追っているのだった…。

親友のオーレンがビリーに誘拐され、ジェスとターシャは彼を取り戻すために入念な計画を立てる。博物館で取り引きし無事オーレンを取り返したジェスだったが、このまま宝を追い続けるのは危険すぎると気づき始める。そんな彼女にセダスキーの孫、リアムが一家の秘密を打ち明けて…？

亡くなった母親が宝探しに関わっていたと知ったジェス。母が語らなかった過去の秘密を解き明かそうと固く心に決めた彼女は、フリーメイソンの手がかりをもとに、ターシャ、オーレン、イーサンそしてリアムと共に、アメリカが誇る大スターの邸宅へと向かう。

グレースランドで見つけた手がかりの謎が解けず、人生で初めてスランプに陥るジェス。リアムへの気持ちが友情なのか恋愛感情なのかも分からず、混乱は深まるばかり。そんな中、リアムの祖父、ピーター・セダスキーを偲ぶ会で、ジェスはかの有名なトレジャー・ハンター、ライリー・プールに出会う。ライリーにヒントを求めるが、ヒント部屋の気密センサーを作動させてしまい、２人で命がけで謎を解くことになる…。

セダスキー氏の最後の言葉「誰も信じるな」が気になるジェスは、身近な人物がビリーに手がかりを漏らしているのではないかと疑ってしまう。ターシャがテクノロジーを駆使してスパイの正体を突き止める一方、ジェスは次の手がかりが州知事官邸にあるルイスの日誌に隠されていると気づく。ターシャたちと知事のパーティーへと乗り込むジェスだったが、やはりリアムの様子が怪しくて…？

誰が敵で誰が味方か分からないまま、ジェスはビリーと手を組む。日誌の謎を解き、ビリーと共にアラモ伝道所にある３つ目の遺物を再現劇の最中に盗み出す計画を立てるが、そこである決断を下すことになる…。