30歳の女性を中心に9人の男女が繰り広げる“ミックスジュース”のような究極の恋愛ドラマ
エピソード1
第1話
テレビ番組制作会社のディレクター、田代春(浅野ゆう子)は30歳、独身。テレビ局プロデューサーの島田祐二(柳葉敏郎)とは長い付き合いで、「男と女」というよりは「戦友」とも言える信頼関係だ。担当番組に出演していた内田恵(鈴木保奈美)の結婚披露宴の二次会で、恵のいとこの本城亜矢(かとう かず子)が祐二にモーションをかけてくる。祐二をはさんで火花を散らす春と亜矢、披露宴に出た医者の矢沢国太郎(布施博)も浅井悦子(田中美佐子)と、そして西尾信行(三浦洋一)は亜矢に気を引かれる。連続ドラマ初主演、人気絶頂の浅野ゆう子を軸に「いい女」たちの恋物語が展開する。
エピソード2
第2話
島田祐二(柳葉敏郎)にアタックを開始した本城亜矢(かとう かず子)が、田代春(浅野ゆう子)に、「祐二さんとはもう終わったの」とたずねる。「何も始まってないから、終わりもない」と答える春。事実、深夜に春のマンションに二人きりでいても、春と祐二との間には何も起こらない。奇妙な友情だ。内田恵(鈴木保奈美)が新婚旅行のパリから一人で帰ってきてしまった。失恋の反動で見合いをし、意地で結婚したものの、やはり祐二を忘れられない、という。面倒な四角関係になりそうだ。
エピソード3
第3話
新婚旅行のパリから逃げ帰った内田恵(鈴木保奈美)は、テレビプロデューサーの島田祐二(柳葉敏郎)に、「もう一度番組に出してくれたら、あなたをあきらめる」と言う。そして後から帰国した「幻の亭主」の方はただオイオイ泣くだけの情けなさだ。 一方、本城亜矢(かとう かず子)は、「祐二とはずっと友達」と言う田代春(浅野ゆう子)に対して、「それはお互いウソをついているだけ」ときつい言葉をあびせる。亜矢のマンションで食事した二人はまさに一触即発。祐二をめぐる恋のサヤ当てが続く。
エピソード4
第4話
島田祐二(柳葉敏郎)は、番組のアシスタントにまた内田恵(鈴木保奈美)を使ってもいいと考えた。だが、それを知った田代春(浅野ゆう子)は「お人好し過ぎる」と激怒する。言い争ううちに、どうしたことか祐二は春に熱いキスをしてしまう。ダチではあっても、「男と女」ではなかったはずなのに・・・。 本城亜矢(かとう かず子)は祐二と春との関係の変化を見逃さない。一方、西尾信行(三浦洋一)は春にぞっこん。プロポーズする。
エピソード5
第5話
内田恵(鈴木保奈美)は島田祐二(柳葉敏郎)のことが忘れられず、マンションに押しかける。「私を抱いてください」と祐二に迫る恵。あわや・・・の瞬間、チャイムが鳴って、田代春(浅野ゆう子)が仕事仲間とたずねてくる。さらに浅井悦子(田中美佐子)らいつものグループが集まって飲み会に。その席で悦子は、西尾信行(三浦洋一)が春にプロポーズしたことを話してしまい、一同ショックを受ける。本当の気持ちとはうらはらに、「いい話じゃないか」と言う祐二。一方チャンスと見た本城亜矢(かとう かず子)は祐二の攻略にかかる。
エピソード6
第6話
内田恵(鈴木保奈美)は島田祐二(柳葉敏郎)の事が気にかかり仕事が手につかない。 祐二は風邪を引いて寝込み、本城亜矢(かとう かず子)に助けを求める。矢沢国太郎(布施博)と共に駆けつけるが、祐二を心配する亜矢を国太郎は気に入らない。仕事を休んだ祐二を見舞いに行った田代春(浅野ゆう子)だが、家にはすでに亜矢が・・・。