太平洋戦争でアメリカ軍を勝利に導くべく造られた空母エンタープライズ。トップシークレットの作戦に参加し、真珠湾攻撃では当初の数週間で敵の潜水艦を沈め、マーシャル諸島では日本軍を攻撃する。さらに有名なドーリットル空襲を援護し、エンタープライズはアメリカ国民に希望の光を与える船となる。
エンタープライズは、姉妹艦ヨークタウンとホーネットとともに太平洋戦争の形勢を一変させる。ミッドウェー島沖の海戦では、アメリカの空母の艦隊がほんの数日のうちに日本軍を壊滅。エンタープライズは第二次世界大戦でアメリカの最初の勝利の1つに大いに貢献することになる。
1942年、攻撃側にあったアメリカ海軍はオーストラリア北に位置するソロモン諸島で最初の攻撃を仕掛ける。エンタープライズは、アメリカ軍による第二次世界大戦最初の進撃作戦の要となる。海兵隊員がガダルカナルに上陸し猛攻するが、日本軍の激しい反撃を受け、凄まじい打撃を受けることになる。
空母エンタープライズは、ソロモン諸島での激しい交戦中に姉妹艦ホーネットを失って多くの犠牲者を出すことに。太平洋で唯一残ったこのアメリカ空母には、その後、サンタクルス諸島での生き残りをかけた戦いが待ち構える。
1942年11月、太平洋で唯一残ったエンタープライズはこれまでにない試練を味わう。「ビッグE」の愛称を持つこの空母の機動部隊は、ガダルカナル奪還を目指す日本軍に対抗し、鉄底海峡と呼ばれる海域に持てる戦力の全てを挙げて攻撃に出る。
エンタープライズは改修を受けるため、太平洋を横断。新たな船員を迎え、最新の技術を備え、再び敵の前に挑む。ギルバート諸島攻撃では航空母艦による初の夜襲を仕掛け、後にエンタープライズは、最も栄誉ある大統領感状が授与された初めての船となる。
アラン・ピエトルスザウスキー
本人
ウォレス・カース
ナレーター
トニー・ロング
監督
ダグラス・コーエン
プロデューサー
ルイス・タランティーノ