1979年11月、イラン人学生グループは、アメリカの帝国主義に抗議するための48時間の座り込みデモを計画する。だが、ホメイニ政権が大使館の占拠を是認すると、単なるデモだったはずの運動は、実に444日間に及ぶ国際事件へと発展していく。
エピソード1
孔雀の玉座
20世紀後半にイランで強い権力を持った国王、モハンマド・レザー・パフラビーの趨勢を描く。パフラビーはアメリカの力を借りてイランを近代化しようとしていたが、抑圧されてきた民衆の間では不満が募っていた。
エピソード2
スパイの巣
1979年11月、権力の座を追われた国王とアメリカの長く続く関係への抗議として、イラン人学生のグループがアメリカ大使館での座り込みを計画。だが、ホメイニ体制が大使館の占拠を是認するとそれは大きな運動となる。
エピソード3
砂嵐
1980年が迫っても危機の終わりが見えないなか、状況は両国のメディアで一人歩きを始める。人質解放のための外交努力が失敗に終わり、彼らの運命が一層緊迫してくると、カーター大統領は救出作戦を開始するが...。
エピソード4
取引
大使館の占拠から1年、1980年のアメリカ大統領選挙が近づくなか、カーターは取引をまとめようと奮闘する。ロナルド・レーガンの大統領就任が迫り、退陣する政権は最後の外交圧力を身に受ける。
Nancy Abraham
Lisa Heller
Sara Rodriguez