マイ・シークレットホテル

シークレットホテルのブライダル部責任者を務めるナム・サンヒョは、ホテルに関して流れているうわさに悩まされていた。それは「シークレット・ホテルで結婚式を挙げたカップルは3か月以内に別れてしまう」というものだった。広報室長のヨ・ウンジュ室長と共にうわさへの対策を練るサンヒョは、上流層のカップルへの取材を決め、建築デザイン事務所の代表であるク・へヨンと婚約者スアのカップルをその対象に選ぶ。

化粧品会社会長の娘であるスアの婚約者へヨンは、7年前に結婚してすぐ別れた相手であるサンヒョがブライダル部の責任者であることを知り、結婚式を取りやめようとしていた。しかしサンヒョがホテルの理事であるソンギョムに酔った勢いでプロポーズしたという話しを聞き、取り消しを撤回する。ホテルを出ようとするへヨンの車の助手席に、傘で顔を隠した人物が突然乗り込んでくる。それは取り消したことに腹を立てたサンヒョだった。

結婚式の最中にファン・ドンベの死体が落ちてきたことで、サンヒョは対応に追われる。式を台なしにされたと怒ったスアはサンヒョに手を上げようとするが、ソンギョムがそれを制止する。ジョンウンはヘヨンを訪ね、2人が結婚をしていた事実を隠したがっていたサンヒョが犯人だと話す。一方、事件の捜査に来たキム刑事は、死体の下からヘヨンの財布を見つけるのだが・・・

キム刑事はドンベの死亡推定時刻のアリバイをホテルの職員たちに聞き込むが、サンヒョにはソンギョムとヘヨンのどちらが魅力的かという質問のみだった。ヘヨンはジョンウンからの電話でサンヒョが警察署で取り調べを受けていると聞き、急いで警察署へ向かう。サンヒョとヘヨンが一緒にいるのを見たジョンウンは、怒りに任せてホテルにまつわる悪意的な記事を書く。

サンヒョはホテルのために、ヘヨンとスアの結婚式を再度担当させてほしいとヘヨンに頼みに行く。ヘヨンの家まで押しかけて懇願するが、断られてしまう。諦めかけていたサンヒョだったが、総支配人の言葉で頑張る決意をし、今度はスアに頼みに行く。スアがサンヒョをひざまずかせているのを見たヘヨンは、思わずサンヒョの手を取って連れ出してしまうのだが・・・

ソンギョムはサンヒョに交際を申し込み、返事を3日待つと伝える。ウンジュはソンギョムがサンヒョへ交際を申し込んだと聞き、サンヒョを問い詰める。それを見ていたヘヨンは、サンヒョに本当に付き合うのかと聞き、話をしたいと言う。動揺したサンヒョは、泣きながらソンギョムにかつてヘヨンと結婚していたことを打ち明け、それでもつきあってくれるのかと尋ねる。