ラブ・イン・ブラックホール

天文宇宙学科に入学した大学生のウナは、彼氏からお前と会う時間が無駄だと言われ振られてしまう。同じ学科に所属する幼馴染のテヤンに、お酒を飲みながら愚痴をこぼすウナ。次の日2人が音楽サークルの部室でくつろいでいると、ウナが貸したはずの充電器がなくなっていることに気がつく。するとテヤンは、最近よく物がなくなると話しだして…。

朝目が覚めたウナは、部室でなくしていた充電器を自分の部屋で見つける。不審に思いながら大学に行くと、音楽サークルの先輩であるソンウンが、部室からドラムスティックがなくなったとテヤンに話しているところを聞く。家に帰ったウナは、未だに元彼のことを引きずっており一人ベッドで涙を流す。しかしそこで天井の異変に気が付いて…。

突然部屋の天井から鉛筆が落ちてきたことで、ウナはこれが授業で習った“ホワイトホール”なのではないかと考える。しかしテヤンや後輩のヘミョン、先生に話しても信じてもらえない。ウナが証拠のために動画を撮ろうとすると、元彼から電話がかかってくる。しつこく俺の家で話そうと迫る元彼からウナを助けてくれたのは…。

天井のホワイトホールから“愛しのウナへ”とだけ書かれた手紙が落ちてきた。ウナはいつも近くにいるテヤン、ヘミョン、ソンウンを意識し始め、今まで気にしていなかったちょっとした気遣いにときめいてしまう。そんな中3人とウナとアンナで飲みに行くことになり、そこでアンナがウナにとある相談を持ちかけてきて…。

テヤンはウナに思いを打ち明けるが、2人は少しぎこちなくなってしまう。そこへソンウンがやってきて、ウナに星を見に行かないかと誘う。誘いに了承したウナを見て、テヤンはアンナを誘いウナ達と同じ場所に行こうとする。星を見に行く前に2人で食事に来たテヤンとアンナだったが、テヤンは以前ウナと一緒に来たことを思い出してしまって…。