11世紀半ばのスペイン。スペインを独立へと導く偉大な騎士エル・シドの幼少時代を描く。民族争いが絶えない中世ヨーロッパを舞台に困難を乗り越え成長していく痛快冒険アニメーション。
エピソード1
小さな騎士誕生
アヒル相手に木の剣をふりまわし、騎士の真似をするルイ少年。一度も顔を見たこともない父に会いたいと母に訴えるルイであったが、国を守る為の戦争で父は帰れなくなってしまい、二人の体の弱い兄も、養生するため暖かい南へ旅立って行った。ある日、ルイは突然の嵐で道に迷い、逃げ込んだ納屋で寝てしまう。そしてルイは夢で神の御告げを聞くのだった…。
エピソード2
お父さんの教え
ルイが村へ帰ると戦争が終わったので兵士達が帰ってきた。初めて父と対面したルイ、仲良く三人で夕食を食べていると突然母が倒れてしまった。母は二人の兄と同じく暖かい南の地へと行ってしまう。父と二人きりになったルイは、父に剣を教えてもらうことに…。
エピソード3
修道院のあばれん坊
修道院で働く事になったルイは朝の鐘つきをまかされることになった。しかし、鐘つきもお祈りも勉強も何をやってもうまくいかずイタズラばかりしてしまう。そんな時町に山賊がやって来て、ルイは偶然山賊達の会話を聞き修道院の人に知らせようとする…。
エピソード4
礼拝堂のロバ
修道院にムーアの兵隊が近づいていた。ロバのミニエーカーの散歩をしていたルイは雨宿りの為、ミニエーカーと礼拝堂に入ることにした。しかし修道士達は礼拝堂にムーア人が侵入してしまったと勘違いしてしまう…。
エピソード5
いたずらの報い
レイはイタズラの罰として屋根裏部屋に閉じ込められてしまった。修道士の中にはレイのためにチーズやスープをこっそりとわけてくれる人もいたが、それでもレイは屋根裏部屋で暴れまわりまたもや大騒ぎを起こしてしまう…。
エピソード6
僕はガキ大将
修道院を乱したという理由で修道院から追い出されてしまったルイは、親類のポアナ家に預けられた。そしてポアナの家にルイの従兄弟のアルバールが来ることになった。アルバールと一緒に遊んでいたルイは、村の子供達に突然石を投げつけられるが…。