米倉涼子のほか、向井理、林遣都、菜々緒、小日向文世、高橋英樹らが出演。
エピソード1
case1
敗訴が原因で依頼人の母を自殺へ追い込む結果となり、失意の表情で断崖絶壁にたたずむ若手弁護士・青島圭太 (林遣都) の腕を、喪服姿の女が突如つかんだ。「死んじゃダメ。勝つまで戦うの」―。女の名は小鳥遊翔子 (米倉涼子)。青島をスカウトしに来たという翔子は「弱者を救うための法律事務所で一緒に戦いましょう」と熱く語りかけ、翌朝訪ねてくるよう言い残して去っていく。一方、ペーパー弁護士の大学教授・京極雅彦 (高橋英樹) は退官の日を迎えていた。実は京極、翔子から「一緒に正義の法律事務所を始めてみませんか?」と誘われ、新たな人生を踏み出そうとしていたのだ。
エピソード2
case2
「京極法律事務所」に、世界的企業「太陽製紙」の元取締役・永島美鈴 (斉藤由貴) が弁護を依頼してきた。女性初の役員として活躍していた美鈴だが、立て続けに3人の部下からパワーハラスメントを受けたと告発され、不当解任の憂き目に…。納得がいかず、会社に損害賠償を請求する民事訴訟を起こしたものの、口頭弁論直前に担当弁護士が辞任してしまったのだという。知的で奥ゆかしく、とてもパワハラをするようには見えない美鈴だが、管理人として事務所を裏で仕切る元弁護士・小鳥遊翔子 (米倉涼子) は懐疑的。そもそも弁護士が降りたということは勝ち目のない案件だとにらみ、弁護を断ろうとする。
エピソード3
case3
親睦会でキャンプ場にやって来た「京極法律事務所」の面々は、ヤメ検弁護士・大鷹高志 (勝村政信) と出くわす。実は、このキャンプ場を流れる川は、2カ月前に女性の撲殺体が見つかった場所。その後、事件当日に被害女性と夫・浅野洋平 (桐山漣) が一緒に現場にいたことが判明したばかりか、浅野には愛人がおり、妻に多額の生命保険を掛けていたことまで発覚! 浅野は世間から“女の敵”と袋叩きにされ、殺人容疑で逮捕されたのだ。しかも、ただでさえ情状酌量の余地がないというのに、浅野はなんと「自分は先に帰り、犯行時刻には愛人と会うために新宿にいた」と、無罪を主張! 大鷹はそんな無謀ともいえる、浅野の弁護を引き受けたのだという。
エピソード4
case4
入院先の病院で深夜、「峰島興業」の会長・峰島恭介 (竜雷太) が病死した。その遺産は200億円! 峰島会長は妻と離婚し、遺言書もなかったため、一人息子の社長・峰島正太郎 (袴田吉彦) が全額を相続する…という方向で話は落ち着こうとしていた。ところが斎場に突如、遺族も見知らぬ女性・峰島玲奈 (島崎遥香) が現れたことで、状況は一変する。昼間は看護師、夜は銀座の高級クラブでホステスをしているという玲奈は、自分は峰島会長の妻で、遺産相続の権利があると主張! なんでも玲奈によれば、峰島会長が亡くなる前日、正確にはわずか4時間前に婚姻届を提出したのだという。
エピソード5
case5
「勝つまで戦うの」―。小鳥遊翔子 (米倉涼子) の言葉に背中を押された青島圭太 (林遣都) は、以前から抱えていた案件を逆転勝訴に導くため立ち上がる。その案件とは、人気学生ベンチャー企業で代表を務める大学生・町村誠 (瀬戸利樹) が激しい暴行を受け、重傷を負った事件。凶器から指紋が検出されたため、町村の幼なじみで同級生の武藤正洋 (戸塚純貴) が傷害容疑で起訴され、青島が弁護することになったのだ。ところが、事件前に町村が企業の解散を提案していたことから、検察側は「異を唱える武藤が暴力行為をエスカレートさせた」と主張。さらに、町村自身が「武藤から暴行を受けた」と証言したため、武藤は一審で実刑判決を受けることに…。
エピソード6
case6
「京極法律事務所」に不動産トラブルを抱えた男性・塩見一郎 (矢部太郎) が相談に訪れた。婚約者に超お得だと言われ、3000万円一括払いで土地を購入したものの、後から陽当たりが悪くて騒音もひどい土地だったことが判明。だが、土地はすでに引き渡し済みで、契約解除は不可能…。しかも、名義人が婚約者であるため、塩見が仲介業者を訴えることも厳しい状況だ。そこで、元弁護士・小鳥遊翔子 (米倉涼子) はすぐ婚約者に連絡するよう、塩見に指示。ところがいざ連絡を試みると、婚約者の携帯も勤務先の番号も現在使われておらず…!
米倉涼子
向井理
林遣都
菜々緒
荒川 良々
内藤理沙
大江達樹
峰島あゆみ
霜田一寿
内山聖子
橋本裕志