ヴァージン ザ・シリーズ

学校で人気者となっているケケが、17歳の誕生日を祝うパーティーを開いた直後に自殺と思わしき死を遂げた。 関係者に衝撃が広がる中、同級生のタリタ、ラヤ、ブリアナは事件の背景に何かがあったのではないかと疑念を抱いている。 パーティーには多くの人が招待されていたが、その中にはラヤの姿もあった。友達に内緒で参加し、ネットの世界で有名となっているダビドと会っていたのだ。 ラヤは、そこで衝撃の事実を明かされる。

タリタは友達であるファリスの力を借りて、ケケの死の謎を解明しようとする。 まず話を聞きに行った相手はケケの父親であるジャヤ。 会社を経営し、タリタたちが通う学校に多大な寄付を行っている権力者だ。 タリタたちはケケの自宅を訪れるが、すぐジャヤに追い返される。 しかも、その直後には、学校から調査をやめるように脅しをかけられてしまう。 その間ネット上では、１つの動画が拡散されていた。 ケケが生前に残していたもので、ある告白をして関係者に衝撃を与える。

ラヤはタリタとブリアナに会い、ダビドとの間で起こった出来事を正直に打ち明けた。 ３人は話し合いの末に、友情を再確認する。 タリタと友達関係を続けるファリスは、カリッサと仲よくなり始める。 タリタは嫉妬を感じているが、プライドが邪魔して感情を表に出そうとしない。 センジャは弟のヒロに対して旅行に行くとウソをつき、誰かに会いに行こうとする。

タリタとファリスはバンユという名のハッカーと接触し、ケケの死の謎を解くための重要な手がかりを見つける。 ラヤとブリアナはダビドを問い詰め、犯罪行為に手を染めていた事実を自白させる。 パーティーを開こうとしていたヒロはセンジャの失踪を知り、警察に捜査を依頼していた。

タリタたちはセンジャとジャヤとの関係に疑いを持っている。 ブリアナの母であるリンダは精神科医のルクマンと交際している。 しかしブリアナは快く思っていない様子だ。 タリタの父であるウィラはジャヤから秘密の仕事を請け負い、とんでもない事態に巻き込まれていく。

タリタは父親の無実を信じ、刑務所から救い出すことを約束する。 リンダは身の回りで起こっている出来事を案じて、ブリアナに友達と絶交するよう促すが、そのせいで親子関係に亀裂が入ってしまう。 センジャの失踪事件を捜査する警察はリンダに対して疑いの目を向けている。