原田刑事と孤児院以来の仲間で、少し頭の足りないドンガメが麻薬の運び屋として利用されて、紙屑のように殺された。怒った原田刑事は、同僚が止めるのも聞かず、容疑者を次々としとめあげ、麻薬ルートを探りだしていく――(C)東映
原田刑事と鈴木刑事は、もう一週間も同じ犯人を追っていた。徹夜の捜査の末、やっと犯人を捕まえた。しかし護送中、鈴木刑事は、若い左利きの男に殴り倒され、しかも拳銃を奪われてしまう。その時鈴木は、その若い男は自分の息子、武ではなかったかと疑いを抱く――(C)東映
一年前、新宿で殺人を犯して指名手配中のヤクザ・黒崎が、彼の女・邦子のところに戻ってきた。そのことを知った原田、牛山、立花刑事は、邦子のアパートに踏み込んだ。しかし黒崎は逮捕寸前に、何者かによって殺されてしまう。なぜ黒崎は新宿に戻ってきたのか。その理由を知る邦子もまた、死体で見つかった――(C)東映
東新宿署へのタレコミを楽しみに、毎日の生活を送る変わり者、通称・ホラ吹きのおカネ。おりしも全国指名手配の男が刃物を片手に新宿の街へもぐりこんだ。追い詰められ次々と惨忍な殺人を重ねる凶悪犯を追う刑事たち。そこへ向かいのアパートが怪しいというカネばあさんのタレコミが。嘘か真かその真実は――(C)東映
連続して起こる殺人事件。被害者はいずれも炎に包まれての焼死であり、あるアングラ劇団の劇団員である。恐るべき残虐性と計画性。原田の動物的な勘は野方百合子を探り当てる。伊豆のある田舎道、謎の女由利子が残す唯一の手がかり。この田舎道にはいかなる過去が。そしていかなる真相が隠されているのであろうか――(C)東映
罪もない幼児をかどわかし、身代金をせしめようという誘拐魔が現れた。バンガイ野郎の鮮やかな活躍でやっと星を捕まえたが、他人が誘拐した子供を横取りするけだもののような奴がいた。怒りに燃える刑事たちの追跡を必死に逃れるその男は、はたして何者なのか。そしてその目的は――(C)東映