人類が消え去った後、地球に残され死体はどうなるのか？墓地に埋葬されたもの、ミイラ化されたもの、さらに最先端技術で冷凍保存されたものなど、人類が永久保存を目指した死体の顛末を科学的に検証する。果たして人体は永遠に存在し続けることができるのか？

人類滅亡後、様々な勢力が人間の支配から解き放たれる。家畜が暴走、ウィルスの蔓延。シアーズタワーやビッグベンは崩壊寸前。自然の脅威に耐えられる者はいるのか？シカゴやアトランタ、ロンドンなどの都市の未来の姿を映し出し、さらにはすでに不毛の地と化している場所を訪れる。

ついに首都ワシントンが攻撃される。自然の脅威が国会議事堂、ワシントン・モニュメントなどの国の重要文化財を破壊、3千マイル離れたロサンゼルスも同じような脅威にさらされる。枯れたヤシの木は地獄のような風景をつくり出す。何が生存し、どの生物が人間の代わりに繁栄するのか？

ニューヨークは新たな災難に見舞われる。至る所の金属が寿命を迎え、高層ビルは崩壊、橋は鋼で吊るされる。セントルイスのゲートウェー・アーチも崩れ始め、醸造所は大事故の可能性を見せる。そして、人間のいなくなった世界で馬達は驚くべき行動をとる。

地球は様々な動物の脅威にさらされる。ペットとして飼われていたニシキヘビは、エヴァグレーズ湿原で巨大ワニと格闘。どんどん繁殖する植物は、湖や川から酸素を奪う。そんな中、上海は廃屋となった高層ビルの重みで沈み始め、マイアミビーチは大西洋の猛威と戦うことに。

最後の審判の日のためにつくられた謎の貯蔵室やモナリザ、独立宣言など残された様々な宝の運命はどうなるのか？また、フィラデルフィアのリバティー・ベルは完全に割れ、サンフランシスコのケーブルカーは壊れ果て、橋は崩れ落ちてしまう。