藤原花(川島海荷)と片山みずき(浅川梨奈)は小学生の頃からの大親友。彼氏に浮気され、フラれてしまった花は、みずきと一緒に傷心旅行へ出かける。 旅先の温泉宿で成田洋介(白洲迅)と一之瀬歩(塩野瑛久)に出会った花とみずき。人当たりの良い歩に対し、成田ははっきりとものを言うタイプで、知り合ったばかりだというのに、いきなり正論を振りかざし、人に気を遣いすぎて言いたいことも言えない花に説教をはじめる。成田に自分の欠点を突かれ、花はいつになく感情を爆発させる! 数日後、みずきからの電話で成田にもう一度会いたいと頼まれた花。コンビニエンスストアの企画開発部に所属する花は、新たな企画が立ち上がったばかり。徹夜仕事で疲れていたにもかかわらず、みずきに強引に誘われて断れず、飲み会へ向かうが…。
ラブホテルで一夜を過ごした片山みずき(浅川梨奈)と一之瀬歩(塩野瑛久)。だが、みずきは歩に、成田洋介(白洲迅)と付き合えるよう協力してほしいと告げる。 一方、体調を崩した藤原花(川島海荷)は成田に介抱され、ラブホテルに宿泊。翌朝、元気になった花は成田から「口説きたい」とデートに誘われるが、みずきの気持ちを思い出し、はぐらかしてしまう。 強引な成田の誘いを断れず、ためらいながらもデートに出かけた花。言いたいことをストレートに話す成田には自然と本音を話せることに気づくのだった。 そんなある日、みずきに呼び出された花は、意を決して、成田と付き合いたいと切り出す。これまで見守ってくれた親友だから、わかってくれるはず!だが、そんな花に内心、嫉妬していたみずきは、衝撃のトラップを仕掛けて…!?
片山みずき(浅川梨奈)の巧妙な策略にまんまとハマり、藤原花(川島海荷)と成田洋介(白洲迅)は仲違い。花は成田とみずきが関係を持ったと信じ込み、成田は花が一之瀬歩(塩野瑛久)に好意を寄せていると信じてしまう。花と成田を引き離すことに成功したみずきは、傷心の成田を誘ってホテルへ…! 一方、みずきの策略に気づいた歩。みずきを呼び出し、花に真実を告げる。騙されたと知った花から「どうしてこんな卑怯なことをするの?」と問い詰められたみずきは、これまで胸に秘めていた思いを花にぶつける! さらに、花の前に謎のストリートミュージシャンの美少年(嶋﨑斗亜)も登場して…!
お互いの誤解が解け、仲直りした藤原花(川島海荷)と成田洋介(白洲迅)。成田は、片山みずき(浅川梨奈)から好きだと告白されたと話し、それも策略だったのかもしれないと疑うが、花は「違う」と否定。みずきの気持ちを知っているだけに、彼女と仲直りしてから成田の気持ちに応えたいと告げる。 みずきと話し合いたいと、何度もメールを送る花。そんな花へのわだかまりが消えず、返信せずにいたみずきだったが、セフレ関係にあった一之瀬歩(塩野瑛久)に促され、花の申し出に応じる。 花には成田が、みずきには歩が付き添い、ついに、話し合いの場へ!成田に影響され、思っていることを言えるようになった花は、みずきと言い合いに!?互いに徹底的に本音をぶつけ合う「親友」2人は仲直りできるのか!? そんななか、偶然、元カノのサエ(大場美奈)と遭遇した成田。突然、理由も言わずに別れを切り出したサエの真意が分からずじまいだった成田は…!
偶然、街角で路上ライブをしていた弟の奏多(嶋﨑斗亜)と再会した一之瀬歩(塩野瑛久)。弟のことが原因で10年前に家を飛び出した歩は、会いたかったと喜ぶ奏多に複雑な気持ちを抱く。再婚した歩の母と現在の父との間に生まれ、両親の愛を一身に受けて育った奏多。そんな家庭の空気に耐えられず、歩は逃げるように家を出たのだった。 成田洋介(白洲迅)と歩の部屋に滞在することになった奏多は、訪ねてきた藤原花(川島海荷)を大喜びで迎える。だが、部屋のカレンダーを見て、成田の誕生日をお祝いし損ねたと知った花は、ガッカリ。そんな花に奏多は「明後日が僕の誕生日」と告げる。兄弟の事情を歩から聞いていた片山みずき(浅川梨奈)は2人の仲を取り持とうと、奏多の誕生日パーティーを提案。そこで花は、一緒に成田の誕生日もサプライズで祝おうと、スイーツ好きの奏多に協力してもらい、得意のケーキ作りに奮闘する! 準備万端に迎えた奏多の誕生日パーティーだったが、事態はあらぬ方向へ…!?
一之瀬奏多(嶋﨑斗亜)の誕生日パーティーは、奏多の兄の歩(塩野瑛久)と片山みずき(浅川梨奈)のケンカでお開きになってしまった。兄弟の仲を取り持とうと気を遣ったみずきに対し、「ありがた迷惑だ」と、歩が酷い言葉をぶつけたのだった。 だが、追いかけて来た成田洋介(白洲迅)に諭され、歩はみずきの部屋に向かう。「うちの弟、花ちゃんのことが好きだと思う」という言葉を残して…。成田は、奏多と2人きりでいる藤原花(川島海荷)のもとへダッシュする! 一方、成田のために心を込めてケーキを作った花だったが、アレルギーをもつ成田に食べてもらえずじまい。知らなかったとはいえ、落ち込んでしまう。花に思いを寄せる奏多は、元気のない花の笑顔を取り戻そうと…! 歩の言葉に傷つき、怒りが収まらないみずき。だが、謝りにやって来た歩の弟への素直な気持ちを知り、2人は心を通わせる。 波乱の夜が明け、長年すれ違い続けてきた歩と奏多の「兄弟」はついに語り始める‥!