祟雲道場のチェン・ズートンは、テコンドーのアジア大会の決勝で、移籍した元親友で仁峰道場のウー・チエンニ―と闘う。更衣室に入ってくるとチエンニーは、「試合後には関係が変わっているかも」と強気な態度で言い放つ。会場に向かう時、ズートンは恋人ティンウェイがチエンニーに、試合後にズートンに別れ話をすると約束する場面を見てしまう。一方、ゴーゴー配達のCEOファン・ジーションは、細かく指示を出し過ぎて、補佐が次々と辞めていき、人事からも苦情が来る状態になっていた。

ビルから飛び降りようとしている業務部リー・ミンホアンを訪ねたズートンは、仕返しの手伝いをするから受取のサインが欲しいと迫る。そこに警察が来て、動揺したミンホアンを、ズートン、ジーションは助けられず一緒にビルから落下した。救命マットに落ちるとすぐ、ズートンはミンホアンのサインを貰い報奨金の5000元を獲得。ジーションは、自社の配達員を助けるため飛び降りたとマスコミに話す。記者の中にズートンの兄ティエンリンがいて、彼女に近寄ると家に帰れと言う。ズートンに名前を尋ねようとしたジーションは、彼女の鼻血を見て気を失った。

ズートンは、配達評価星1つの表示を見て、バイト先を抜けた。ジーションの自宅前で待ちぶせ、なぜ星1つなのか問いただす。実は星5つにするつもりだったのが、ユーチェンと携帯を取り合い、偶然星1つで送信された。システムの都合で変更できなかったのだ。ズートンは評価のために、ジーションに血液恐怖症だという事をマスコミにバラすと脅す。ジーションはズートンが卑劣だと怒り心頭、解雇しようとするが、別の方法を考える…。一方娘のシンイエンに冷たいティエンリンに対し、父チェン･ダーチュエンは呆れ、子供を気にかけ面倒を見ろと叱る。

ジ―ションの補佐として働くズートン。ジーションの速さについて行けず、人が辞めるばかりだったが、ズートンは完璧にこなす。ユーチェンに、思ったより仕事のリズムは早くないとズートンが言ったのを聞いて、ジ―ションは技術会議の書記を務めさせ、恥をかかせようとする。苦戦している様子のズートンを見て満足気のジ―ション。今日中にレポートを完成させろと指示を出しながら、様々な用事を言いつける。バイト中も打ち続けて提出したレポートは完璧で、ジ―ションは驚く。ファストゴーの配達員と社員ジャオ・レングアンが事故を起こし、ジーションは急いで向かうが…。

配達権を返してもらうためのテストの1週間の最後の日。まだ今日は終わっていない、補佐として笑顔を保つべきとジーションに言われ、ズートンはやっと怖い笑顔を見せる。ファン・チンは、突然公園で少女シンイエンに抱きつかれる。後を付けてきた怪しい人をやり過ごすためだった。ファン・チンは、迷子になったシンイエンの祖父を一緒に探すことに。祖父ダーチュエンはすぐ見つかり、ファン・チンは学校に戻る。シンイエンは家に帰ると、道場に行ってズートンに会うと言ってきかない。今はテコンドーをやっていないと言っても、いつ会えるかと質問攻めだ。そこへティエンリンが入って来る。ダーチュエンは娘と絆を深めるようにと言っていなくなる。

ジーションのネタをマスコミに売ったとして、ズートンは会社をクビになり、同僚たちからも責められる。ジーションは対策会議を開く。取引先からは、誠実さが足りないと言われ、配達パートナーは契約解除が増えている。ジーションは潔く、報道の内容は事実だと社員の前で認める。父と2人暮らしだった彼は、7歳の時に父を亡くし、そのショックから血液恐怖症になっていた。そして創業以来の仲間の前で、ともにこの困難を乗り越えてくれと頭を下げる。その姿を見て、改めて皆は会社を支えようと心に決める。一方、ズートンはバイト先で求職に必要な書類を書いていた。