徳仁高校の有名ウェブ小説家「ペク･イルラク」は「キスシーンの神」と呼ばれているが、実はまだ男子と手も握ったことが無く、想像だけでの執筆活動に行き詰ってしまう。ある日、友人の一言で意を決したイルラクは、実際にキスを体験しようと18年来の幼馴染「ファング」にキスをしようと迫るが…【第2話】防波堤で海に落ちそうな男子を助けようとした際に、不慮の事故で押し倒してしまったイルラク。気を失った彼を助けるために人工呼吸をしようと顔を覗き込んだところ、サクランボのような唇に魅入られてしまい、その光景が頭から離れなくなる。そんなある日、イケメン転校生がやってきて…

防波堤での男子、キム･ボムが転校してきた事で、運命を感じるイルラク。そんなイルラクは自分のことを思い出させるために、ボムに対して何度も唇をアピールする。意味が分からないボムは戸惑うが、授業中に女生徒の間で回し読みしていた小説が教師に見つかってしまい、内容を音読された事で忘れていた何かを思い出す。【第4話】イルラクとボムの事実を知ったファングは安堵感に満ちていた。一方、誤解を解くためにイルラクはボムに何度も説明と謝罪を行うが、倒された拍子に思い出のipodを壊されたボムはイルラクに弁償を迫る。代金が高額すぎてイルラクの貯金全額でも足りず、ボムは別の方法を提案するのだった。

ファングは悩んでいた。イルラクが誰の味方なのかということを。改めてイルラクに誰の味方かを問いかけるファングに、私は私の味方だと答えるイルラク。戸惑うファングだが、イルラクの「私たちはサンサンバー (双子アイス)」との言葉に安堵するファング。そんな二人を羨ましそうに見つめるボムだったが…【第6話】スニーカーを盗んだ疑惑をかけられたボム。無実を主張するが証拠を出すよう迫られ、さらに「お前の味方はいない」と罵倒される。そこへ、私が味方だと喧嘩を止めに入るイルラク。今度はその言葉に悩まされるファングだった。そしてある日、放送部の女子たちがキム･ボムとイルラクがキスした噂を聞きつけ…

【第7話】イルラクを好きだと告白したボム。その日からファングは決意を新たにし、イルラクに気に入られるためにイメチェンを図るが、らしくないとイルラクに髪型をぐちゃぐちゃにされてしまう。ある日、ご飯の誘いを断られたファングがイルラクをつけていくと、見たことも無い不信な男と笑顔で話している場面に出くわしてしまい…【第8話】ipodの代金を突然、全額返済してきたイルラクを不信がるボム。そのお金はどこで手に入れたのか、まさかあの男から…?! イルラクが立ち寄っていた本屋に突入しようと意を決するボムだったが、戦友の暴走を止める役が必要だろうとファングもそれに同行する。イルラクを巡りいがみ合う中で友情が芽生えてきた二人だったが…