その日、大学の講堂では卒業式が行われていた。卒業生を代表しスピーチをするジョン・チエン。すると突然、音楽がかかり、ステージには着ぐるみ姿の何者かが踊りながら現れた。中に入っていたのはチョン・シン――巨大なグループ企業経営者の令嬢で、ジョン・チエンの恋人である。着ぐるみを脱いで素顔を見せた彼女は、指輪を差し出しながらジョン・チエンに「プロポーズして」と告げ…。
コン・ハオは先輩の紹介で映像系企業の面接を受けていた。すんなり採用が決まり喜ぶコン・ハオだったが、どうも話がおかしい。この会社には基本給はないものの、十分稼げると説明する面接官は、続けざまに保証金として2500元を請求。勢いに押されたコン・ハオは、戸惑いながらも支払ってしまうのだった。同じ頃、ジョン・チエンは臭豆腐店を開くための物件に関する電話を父親に聞かれてしまい…。
ジョン・チエンに「変態が出る」と驚かされたせいで、思わず通行人を殴ってしまったチョン・シン。相手は無傷だったが、自分はただの通行人ではなく“お姉さんのファン”だと聞かされ、目を白黒させる。実はチョン・シンが臭豆腐を売る動画がネットで話題となっていて、彼もそれを買いに来たのだという。これをビジネスチャンスだと感じたジョン・チエンは、店をリニューアルすることを決め…。
臭豆腐店を手放したジョン・チエンは、次なる目標を探していた。そこへチョン・シンが父の会社・程氏集団に就職するよう勧誘。しかし、若いうちに自分の実力を試したいジョン・チエンは、起業の道を諦めようとしないばかりか、食事中に起業に関する持論を語り出し、チョン・シンを怒らせてしまうのだった。一方、無職となった息子の再就職の心配をしていた父 ジョン・ションは…。
オムライスの上に書かれた“結婚して”の文字は、スマホ片手に食事するヤン・チェングアンの前で、読まれることなく崩れ去った。大学卒業後に結婚する――約束を守る気配のない彼にプロポーズを促したかったモン・シーシーだが、その期待が外れると思わず逆プロポーズの言葉を口にしてしまうのだった。一方、配車サービスでホテルに女性を送り届けたジョン・チエンはトラブルに見舞われ…。
ショッピングモールで手をつなぎ、照れくさそうに歩くジョン・チエンとチョン・シン。2人は先ほど開かれたキス大会で、1時間という記録をたたき出し優勝。ケンカしていたのが嘘のようにいつの間にか仲直りしている2人に、大会への参加を提案したコン・ハオも冷ややかな視線を送るのだった。ジョン・チエンは優勝商品であるネックレスをチョン・シンにつけると、ある一大決心を彼女に伝え…。
フー・イーティエン
Zheng Qian
エレイン・チョン
Cheng Xin
Lu Peng
Kong Hao
An Yong Chang
Meng Xi
Zhang He Yang
監督