Izakaya Moheji

水谷豊主演｡ある居酒屋を舞台に､他人同士が本当の家族以上の絆で結ばれ､お互いを思いやり助け合って生きていくさまをつづる､下町人情物語｡共演は松坂慶子､桂文珍､角野卓造､六平直政､松村雄基､川崎麻世､奈良岡朋子､石坂浩二｡【ストーリー】米本平次(水谷豊)が切り盛りする看板のない居酒屋｢もへじ｣｡常連客だけが集まるこの店には看板がなく､一見さんお断り｡出入りしているのは元校長先生(角野卓造)､町工場の社長(六平直政)､たい焼き屋(川崎麻世)やミシン屋(松村雄基)といった地元の人間ばかり｡料金も客の懐具合によって､あるとき払いという商売度外視の酒場だ｡また､平次は面倒見のいい性格から､身寄りのない子どもたちや､元客でいつの間にか店に居ついてしまった三郎(桂文珍)と一緒に生活していた｡ある日､｢もへじ｣に酔った女性がふらりと入ってきた｡平次は陽子(松坂慶子)と名乗るその女性に店の事情を話し､丁寧にお引き取りを願うが･･･｡

水谷豊主演｡ある居酒屋を舞台に､他人同士が本当の家族以上の絆で結ばれ､お互いを思いやり助け合って生きていくさまをつづる､下町人情物語第4弾｡今回は､水谷とは初共演の高島礼子がゲスト｡そのほか､岸本加世子､角野卓造､井上順､桂文珍､奈良岡朋子らが出演する｡【ストーリー】米本平次(水谷豊)が切り盛りする居酒屋｢もへじ｣は､店主の人柄と心のこもった料理が目当ての常連客でいつもにぎやかだ｡今まで看板も出さず､｢一見客お断り｣を通してきたが､ツケの客ばかりではやっていけないと､のれんとちょうちんを掲げることに｡しかし､店には常連たちしか来ない｡そんなとき､着付け教室の先生･木原しの(若尾文子)と教え子･市川ゆかり(高島礼子)がやってきた｡すると､いつもは冷静な平次の様子がおかしい｡何を聞いても上の空で平次らしくない｡閉店後､珍しく1人で酒をあおる平次は､彼女に連絡先を聞くのを忘れたとため息をついた｡数日後､ゆかりが再び現れる｡料理があまりにもおいしかったので1人で来てしまったというゆかりに､平次は･･･｡

水谷豊主演｡ある居酒屋を舞台に､他人同士が本当の家族以上の絆で結ばれ､お互いを思いやり助け合って生きていくさまをつづる､下町人情物語第5弾｡今回は､水谷とは初共演の一路真輝がゲスト｡そのほか､岸本加世子､角野卓造､井上順､桂文珍､奈良岡朋子らが出演する｡【ストーリー】居酒屋｢もへじ｣を切り盛りする平次(水谷豊)は､長女のさやか(諸星すみれ)の授業参観に出席するため､学校へ向かう｡しかし､平次はクラスメイトの母親(沢田雅美)と口論になり､間に入った教師･川上遥(一路真輝)が逆に窮地に立たされてしまう｡その日の夜､遥が平次を訪ねてきた｡彼女は､さやかが血はつながっていないが世界一の父親と自慢する平次に会いたかったと話す｡そんな遥は離婚し､小学生の娘･香純(栗本有規)と2人で暮らしていた｡香純は仕事が忙しい遥に反抗し､口も聞いてくれないという｡心配した平次は､母娘で店に来るよう伝える｡後日､遥が香純を連れて店に現れた｡香純はさやかたちと打ち解け､その晩は泊まっていくことに｡楽しくて仕方ない香純は翌日も泊まりたいというが､遥は許さなかった｡数日後､香純が行方不明になったという連絡が入る｡

水谷豊主演､石井ふく子プロデュースによる｢居酒屋もへじ｣の第6弾｡上野にある小さな店を舞台に､水谷演じる店主と家族以上に結ばれた人々の日常を通して､人の温かさや心の交流を描く｡今回は､主人公の平次が引き取って育ててきた長男･明の実父役で船越英一郎が出演｡1作目のマドンナ役･松坂慶子も再登場する｡【ストーリー】年老いた母親の介護のために山形の実家に帰っていた佐伯陽子(松坂慶子)が､東京に戻ってきた｡昨年その老母をみとり､再び｢居酒屋もへじ｣のある上野に来たものの､陽子は住むところも仕事も決まっていないという｡常連客の川田まゆみ(岸本加世子)は自分のマンションで寝泊まりすればいいと陽子に言い､平次も自分の店で働くよう勧める｡そんなとき､暴力事件に巻き込まれて罪を償っていた平次の幼なじみの高木健也(船越英一郎)から連絡が入る｡半年前に刑期を終えて出所し､今は身元引受人のもとで農業をしているという健也は､平次の長男･明(高田翔)の実の父親だった｡一方､明は料理人として修業すべく､顔見知りの小料理屋の主人･楠田拓(えなりかずき)に京都の店を紹介してほしいと頼んでいたが､それを聞いた平次は反対だと言い出す｡