エピソード3
天才ハジメちゃんなのだ / 夕焼けは赤いドレスのマドモアゼルなのだ
「天才ハジメちゃんなのだ」今日はハジメちゃんがカセットデッキを完成させた。あまりの天才ぶりにパパはハジメちゃんをパパの子じゃないと言って大騒ぎ。そんな時、パパの本当の子供だという少年が現れた。パパは信じてハジメちゃんを取り替えてしまう。/「夕焼けは赤いドレスのマドモアゼルなのだ」ママが小説を読んでいた。とても美しい文章で、世の女性を虜にしている作品だが、実はゴミの山の中で創作されていたのだ。大失敗した臭いおでんを捨てようとしていたパパは、偶然通りかかった作者に気に入られて家を汚してくれと頼まれる。