「バカボンのパパなのだ」お年玉をとられコブをつくって帰って来たバカボン。仕返しとばかりに出て行くが、自分より背の低い子供に負けてしまうパパ。かくして、バカボンとパパの血のにじむような特訓が始まった。/「ウソは世のため人のためなのだ」近所で評判の悪い医者を懲らしめてやろうと思い付いたパパ。腕を折ってしまったと言って無理矢理その医者を呼んでくる。いざ手術と言う時に、医者の顔が怖いと言って髭、眉毛、髪の毛を剃らせてしまう。 [コメディ/ギャグ]
「バカ田大学の後輩なのだ」壊してしまったバカボンの椅子の代わりを買いに行ったパパ。車が付いている椅子が気に入ったパパは、途中でであったバカ田大学の後輩たちと共に町中を走り回る。/「ネコババではないひろったのだ」パパが拾った鞄を交番に届けに来た。中の財布には10万円も入っていたので、本官さんがネコババしないかと疑うパパ。そんな時に限って、本官さんにお金を借りに来る人が多く、手持ちのお金の無かった本官さんはついその10万円を貸してしまう。
「天才ハジメちゃんなのだ」今日はハジメちゃんがカセットデッキを完成させた。あまりの天才ぶりにパパはハジメちゃんをパパの子じゃないと言って大騒ぎ。そんな時、パパの本当の子供だという少年が現れた。パパは信じてハジメちゃんを取り替えてしまう。/「夕焼けは赤いドレスのマドモアゼルなのだ」ママが小説を読んでいた。とても美しい文章で、世の女性を虜にしている作品だが、実はゴミの山の中で創作されていたのだ。大失敗した臭いおでんを捨てようとしていたパパは、偶然通りかかった作者に気に入られて家を汚してくれと頼まれる。
「アチョ~のキェ~なのだ」パパがバカ田大学の後輩にであった。“なんでも割っちゃう研究会”のトースト君だ。物が割れるのに興奮を覚える本官さんの手引きで、ふたりは町中の物を片っぱしから割り歩く。/「犯人はワシが決めるのだ」テレビを見ていたパパは、その主人公が発した“犯人はお前だ!”と言う言葉に反応して家を飛び出した。本官さんの所へ行って、通りすがりの銀行員を起きてもいない事件の犯人に仕立て上げてしまう。
「物置みたいな人なのだ」パパが手品を見に行った。次々に物を出すだけの時代遅れの手品だったのにパパは大感激。バカボンたちにも見せようと手品師を家に連れ帰る。タネもないのにいろいろな事を要求されて、ついつい無理していろいろな物を飲み込む手品師だが…。/「英語は自分でつくるのだ」バカ田大学の恩師が訪ねてきた。朝ボケの花のスープを飲んだら英語を全部忘れてしまったが、アメリカに行く用事があるので何とかしたいとパパに助けを求めに来たのだ。いろいろ試してみるが、自分たちで英語を創り出すのが一番良いと言う事に成って…。
「夜廻りは昼廻りなのだ」今日はパパが町内会でやっている「火の用心」の夜まわり当番の日だ。恐がりのパパはさんざん脅かされて一人では夜回りできないのでバカボンを伴って出発。恐る恐る進むが前方に不気味な影が…。/「神様のおつげのかたぐるまなのだ」バカ田大学“神のおつげ研究会”の山本くんが訪ねてきた。“パパを三日間肩車しろ”というおつげを受けたのだそうだ。おかげで家の大掃除から開放されたが、肩車されていると何かと不便な事ばかり。