かつて仕事人チームのメンバーだった秀は、闇の殺し屋・神楽坂宗右衛門の配下となっていた。秀は一目ぼれした吉原の遊女見習い・若紫を身請けする金を作るため、日本全国を飛び回る中、もう1つの闇の殺し屋・向島仁十郎一派との抗争に巻き込まれていく。©松竹・ABC
エピソード1
秀が帰って来た!
錺職人の秀は、裏の世界では「簪の秀」の通り名で知られる凄腕の仕事人。そんな秀に、吉原の名主総代・丁字屋藤七殺しの依頼が入る。藤七はヤクザの親分・鉄輪の権造らと組み、新たな色街・新吉原を作るため長屋の住人たちを無理やり立ち退かせていたのだ。©松竹・ABC
エピソード2
相手は京の欲ボケ貴族
今回の仕事の相手は、京の公家・宇多野小路篤麿。篤麿は京都御所で食膳を用意する大膳職を務めているが、その立場を利用して私腹を肥やしているという。近江屋・江差屋・京白川堂の三者が篤麿に大金を貢ぎ、汚いやり口で商売敵たちを追い込んでいるというのだ。©松竹・ABC
エピソード3
相手は壇ノ浦の亡霊
今回の標的は、壇ノ浦の浜に現れる平家の亡霊。最近この亡霊が人をとり殺す事件が起きており、つい先日も巫女がとり殺され、その父である神主も跡を追うように入水自殺してしまったという。亡霊が現れる際には、琵琶法師の祇園精舎が聞こえるらしいが……。©松竹・ABC
エピソード4
相手は長崎のぜいたく女
今回の仕事の標的は、長崎奉行・戸倉出雲守の細君・紀和。彼女はその地位をいいことに外国人からも様々な賄賂を受け取り、その上公然と不貞を働いていた。しかし出雲守は、そんな妻の所業にも一切口出し出来ないでいた。実は紀和は、将軍の御落胤だったのだ。©松竹・ABC
エピソード5
相手は仙台のワル家老
今回の標的は、伊達家六十二万石の国家老・秋月主膳。すでに藩の実権を掌握した主膳は、病身の藩主にまだ幼い長男・鶴千代へ家督を譲るよう進言。その上で跡継ぎとしての自覚を促すため、鶴千代を自宅に一時預かることにするが……実はこれには、裏があった。©松竹・ABC
エピソード6
相手は佐渡金山の乱脈男
今回の標的は、佐渡金山で人足を集める山師・加茂屋市兵衛。しかし加茂屋は親切で人が良く、周囲から「仏の市兵衛」とまで呼ばれる好人物であった。綾麻呂の調べでは、山師仲間の頭領で島一番の実力者である大黒屋角兵衛の方がよほど怪しいというのだが……。©松竹・ABC
三田村邦彦
西郷輝彦
秋野暢子
笑福亭鶴瓶
大沢樹生
桃山みつる
工藤栄一
原田雄一
篠崎好
中原朗