ある日、空に謎の球体が現れる。地球が滅亡すると全世界が騒ぎ立てるが、特に変化もないまま1年が過ぎる。しかし人々が球体のある暮らしに慣れた頃、突然球体が落下して国家総動員令が発令される。一方、大学受験を控えて勉強に追われる日々を過ごしていた高校3年生の生徒たち。軍事訓練に参加すれば大学入試に有利な加算点がもらえると告げられ、キャンプ気分で軍事訓練に参加するのだが...

想像をはるかに超える厳しい訓練に弱音を吐く生徒たち。しかし加算点をもらうためには家に帰ることはできない。エソルが時間内に銃の分解と結合を終えることができなかったため全員分の夕食が減らされてしまう。そんな中、実弾射撃訓練を行うために射撃場に向かうと町は人の気配がなく閑散としていた。姿が見えなくなったテマンとヒラクを捜しに行った担任のウニョンは、人々を襲う謎の生物を発見し...

コンビニで謎の生命体を発見したテマンとヒラク。興味本位で近づくが突然襲われてパニック状態に陥る。過酷な現実を知り家に帰りたいと言いだす生徒が続出する中、加算点をもらうために家に帰ろうとしないヨンスはクラスの中で孤立していく。家に帰ることを許されない生徒たちは、学校を抜け出して自宅の様子を見に行くことを計画する。監視の目を盗んで学校を抜け出そうとするが、軍人たちに見つかってしまう。

学校が球体に襲われ集結地に行くことになった生徒たち。2台に分かれて移動するが、1台のトラックを運転していた軍人が球体に殺されて取り残されてしまう。周辺を探して休める建物を見つけるが、けがをしたソヨンの容体は徐々に悪化していく。そこにも球体が現れるが、機転を利かせて建物の中に逃げ込み難を逃れる生徒たち。だが外に出ることができなくなってしまい、何とか脱出する方法を模索するのだが...

おとり役を買って出たジャンスは1人で外に出て球体をおびき寄せる。球体に襲われ絶体絶命のピンチに立たされるが、そこに液体窒素を持ったヒラクが現れ窮地を切り抜ける。無事に集結地へと到着した生徒たちだが、球体を駆除する作戦に行くよう命じられる。球体と戦うことになり死の恐怖におびえる生徒たちは眠れぬ夜を過ごす。しかし作戦を成功させれば家に帰れると言われ前向きに頑張ろうとする。

球体駆除作戦の現場に向かった生徒たちは生き残っていたハミル高校の生徒たちを救出する。指揮官に逃げられ大人に対して不信感を抱いていたユンソは小隊長のチュノに銃を向けてしまう。チュノの指揮の下、球体を建物におびき寄せて一掃するため建物の中に爆薬を設置する生徒たち。だが爆薬の設置が終わる前に球体が動きだしてしまう。生徒たちを退避させ1人で爆薬を設置するチュノ。そこに球体の大群が押し寄せてきて...