30歳目前で未だ無職で予備校に通うソラ。芸能マネージャーをしている兄パダは妹思いの心優しき男。ソラは、恋人のドフンとの結婚が冴えない人生を変えてくれると信じている。30歳の誕生日、ソラは、パダとドフンとともに3人で釜山映画祭に行く。旅行気分で浮かれていたソラはホテルでボヤ騒ぎを起こしてしまう。そこで燃えたのは、パダとドフンがマネージャーをしている女優イェリンの台本だった。あたふたするソラを救ったのはホテルのベルボーイ、ソンテ。彼は、本読みを練習しているイェリンを見ていて、台本の内容を記憶していたのだ。