昼に昇る月

奇跡の消防士と呼ばれる消防隊員のカン・ヨンファ。彼女は悪夢に悩まされていたが、その内容を覚えていなかった。その頃、トップスターのハン・ジュノは、スキャンダルを落ち着かせるため公共広告の撮影をしていた。

1500年前、愛する人に殺され地縛霊となった男がジュノの体に憑依。彼は、愛する人の生まれ変わりであるヨンファを殺そうとするも謎の力に阻まれる。一方、ジュノの兄たちはジュノが生き返ったと思い喜ぶのだった。

ジュノの体を奪ったまま地縛霊は、ヨンファを守る力が護身符によるものだと考え、ある寺に向かう。そんななか、ジュノとの仕事を入れられたヨンファは、ジュノに文句を言おうとするも、気を失った彼を見つけ...。

ジュノをかばい、車にひかれたヨンファ。意識を失ったヨンファは不思議な夢を見る。夢の中でキム・ドハというジュノに似た人物を恨む女性・ハンリタになったヨンファは、ドハを殺そうとしながらも彼に惹かれていく。

倒れかけていたジュノを看病するヨンファ。ジュノに取りつく地縛霊のドハは、ヨンファの中に愛した人・ハンリタの面影を感じ、転生前の記憶があるのではと思い始める。そんななか、ヨンファは再び夢を見る。

地縛霊であるドハの姿を見たヨンファ。夢で見たドハと同じ姿に驚いたヨンファは、幻覚だと考えようとするも、幼少期に彼を見たことを思い出す。一方、ドハは記憶を取り戻し始めたヨンファの命を奪おうとしていた。