9/11同時多発テロでビルから転落死したと言う少年、オクラホマの爆弾テロの記憶に怯える少女、第二次世界大戦の悪夢にうなされる幼児。これら、壮絶な死の記憶を持って生まれてきてしまった子を持つ親たちの苦悩に迫る。

エリックは2歳の頃から体を押しつぶされる悪夢にうなされ、泣け叫びながら眠れない夜を過ごしていたが、4歳になると、異常なほどにハリウッドに執着するようになり、両親は息子が部屋から飛び出すことを制すのに精いっぱいに。一方、幼い少年イライジャは、大きな音を聞くと戦場の兵士のような反応を見せるようになり、ある時は、突然流ちょうなドイツ語を話して家族を驚かせる。二人の前世とは？

エリカとニックの息子ルークは、自分の前世はパムという人間で、天国からこの世へ送り戻されたと語り始める。そのパムはホテル火災で焼死したというのだが。一方、見えない何者かと会話するようになった少女・ウィラは「木の中に本当のお母さんが住んでいる」と言い、「全ての記憶が繋がった」と話し始める。

ジェイミーは幼い頃から水を怖がり、溺れる悪夢を繰り返し見ていた。タイタニック号の存在を知ってから少年は、悲劇の豪華客船に夢中になるばかりか、寒い海で死を遂げた者たちへの罪悪感にさいなまれるようになる。そして博物館に行った日、だれも予想しなかった結末が訪れる。

前世の記憶を持って生まれた子供たち。このスペシャルエピソードでは5組の家族を追いかける。子供の前世の記憶により実現した奇跡の再会、両親すら知識のない宗教を説く4歳の子供、侍の記憶を持ちながら、現実では白血病と戦う13歳の子供など、驚愕と感動にあふれた唯一無二のストーリーが満載！

幼い頃から無声映画に執着する17歳の少女は、若くして亡くなったムービースターの記憶を持つ。その人物の情報を得るべく母娘はハリウッドを訪れる。一方、1940年代頃の服装を好む6歳の少年は、建設現場で転落死した記憶を持つ。白馬に乗って地上に降りてきたと話す少年が、現在の母親の元に生まれてきた理由とは？