幼い頃、母親が殺されるのを目の前で見たポン・サンピルは、伯父で暴力団のボスであるチェ・デウンのもとで育つ。法の代わりに拳を使う“無法弁護士”となったサンピルは、幼少期を過ごした綺城に戻り法律事務所を開く。一方、幼い頃に母親が失踪したハ・ジェイも、母親を捜すために弁護士となり行方を捜していた。ある事件をきっかけに出会ったサンピルとジェイはタッグを組み、悪の巣窟と化した綺城で爽快な法廷劇を繰り広げる。
エピソード1
無法ローファームへようこそ
誰よりも法を知り、その抜け穴を巧妙にくぐりながら勝訴を導く“無法弁護士”ポン・サンピル。ある日、差し出し不明で1冊の手帳を受け取った彼は、故郷・綺城(キソン)市に戻る決意をする。そこは彼が幼い頃、弁護士だった母を殺された場所だった。同じ頃、裁判官に歯向かった罰で半年の業務停止を命じられた女性弁護士ハ・ジェイも綺城に帰郷。父の借金騒動で貸金業者に乗り込んだジェイは、そこに弁護士事務所を開業したサンピルに出会う。
エピソード2
俺たちは“武法”弁護士!?
サンピルは事務長となったジェイを連れて、綺城市長殺害事件の容疑者ウ刑事の面会に。弁護人が決まっているにもかかわらず自分に弁護を担当させろとコ弁護士を説くサンピルに呆れつつ、彼がこだわる理由が気になるジェイ。一方、綺城の裁判官ムンスクは、元チンピラの事業家オジュを新市長に推薦しようとしていた。そんな中、サンピルから正体を告げられたウ刑事は弁護人変更を決意。これを知ったオジュの差し金でジェイが拉致され・・・。
エピソード3
そいつに手を出すな
ウ刑事の裁判に現れて早々、裁判長ムンスクに裁判官の不義を訴え、法廷をかき回すサンピル。あげく法廷を遅らせたとして弟分たちと共に拘置所送りに。だが、これもサンピルの計画だった。そんな中、サンピルから留守を託され、ひとり公判の準備を進めるジェイ。実はジェイを気にかけるサンピルには彼女の母との因縁があった。3日後、服役中のある男から市長殺害に関する情報を仕入れたサンピルが出所。真犯人を捕まえるべく動き出すが・・・。
エピソード4
サンピルの秘密
市長殺害の真犯人を追っていたサンピルは、ジェイを人質にとられ逆上。必死でジェイを助け、オジュから殺人教唆を受けたという犯人の証言を聞き出すが、その直後に犯人は電車に轢かれ事故死する。そしてサンピルとオジュが対面。2人のやり取りを見ていたジェイはサンピルが綺城出身だと知る。さらにサンピルの亡母が弁護士だったと聞き、彼の過去が気になり始める。そんな中、ジェイはウ刑事からムンスクとオジュの繋がりを聞き、動揺するが・・・。
エピソード5
僕が綺城に来た理由
サンピルがムンスクとオジュの繋がりを暴こうとしていることを知るも、信じることができないジェイ。恩人であるムンスクのもとを訪ね真実と問うジェイだが、逆にどこまでサンピルのことを知っているのかと言われてしまう。これまで通りサンピルとともにウ刑事の公判に臨むもサンピルのことが気になるジェイは、彼の過去を調べ始める。やがてサンピルの母が死んだと日と自分の母が失踪した日が同じ日であることを知ったジェイは・・・。
エピソード6
君に伝えるべき真実
ジェイから綺城に戻ってきた理由を問われたサンピルは、18年前に母がオジュに殺され、その黒幕がムンスクだったことを話す。さらに、ジェイの母の失踪もムンスクの指示であることを明かすが、その話にジェイは激しく動揺する。そんなジェイを案じ、そばで黙って見守るしかないサンピル。ジェイに真実を知られたくない思いもあるサンピルだが、「あなたを信じる」というジェイの言葉に、18年前の事件の際、彼女の母に助けられたことを話す。
イ・ジュンギ
ソ・イェジ
イ・ヘヨン
チェ・ミンス
Kim Byeonghui
Im Gi-hong
ソ・イェファ
ヨム・ヘラン
アン・ネサン
パク・ホサン
キム・ジンミン