大嵐の後、ジャングルは大飢饉におそわれていた。狼たちの会議で、片目のジャックは人間の村へ行って家畜を襲おうと主張。ボス狼はそれに反対し、山向こうに食べ物がないか部下を調査に向かわせる。ジャックは命令に反して人間の村へ行くが、ワナにかかってしまう。助けに向かったのは、二本足の白い狼・ケンだった。
ヤマネコに襲われたケンは噛みついて倒そうとしたが、くすぐったがられただけ。仲間の狼たちにバカにされ、群れを飛び出してしまった。トラから助けたカモシカのじいさんから、白銀のライオンなら牙を与えてくれるだろうと教えられ、ケンとポッポはブラックキャニオンを目指す。しかし行く手には数々の難関が待っていた。(C)東映アニメーション
高熱で眠り続けている父の治療法を教えてもらうため、ボンゴは敵対するエンマ族の魔法使い・タマタンに会いに向かった。ケンとポッポはジャングルでボンゴと出会い、エンマ族の村まで同行することに。実はタマタン、魔法使いではなく科学者で、火山の地下にあるという魔法の泉のことをボンゴやケンたちに教える。(C)東映アニメーション
社長の率いるハンターたちに、動物たちが次々と生け捕りにされた。社長の息子イサオに、動物を逃がすように頼むケン。社長はイサオの説得に負け、動物を解放する。しかし破産寸前の会社を建て直すためには、新鉱石プラニウムを見つけ出さなければならない。父の窮地を救うため、イサオは一人で怪獣の生息する沼に向かう。(C)東映アニメーション
ものすごい音と地鳴りがジャングルに轟き、ケンたちは火山が噴火したのかと様子を見にやって来た。ワシによれば、大きな鳥が火をふいて落ちていったらしい。正体を確かめに行くと、そこには人間の女の子・カラバ国のイスラ姫が意識を失って倒れていた。革命をもくろむ大臣が、姫の乗る飛行機に爆弾を仕掛けたのだ。(C)東映アニメーション
空を飛ぶ練習をしていたケンたちは、人間の子どもピクと知り合い、一緒にワシの親分を訪ねる。ワシの親分はケガした息子を助けてくれたお礼に、ケンたちを子分の背に乗せ、空を飛ぶ気分を満喫させてくれる。ピクは空の上から自分の部落が襲われているのを見て地上に降りるが、敵のまだら族に捕らわれてしまう。(C)東映アニメーション