KBCが毎年放送している「福岡恋愛白書」の第6弾。視聴者から寄せられた実際の恋のエピソードの中から厳選された作品を原作として制作。
エピソード1
つり革の距離
北九州で電車通学をする美咲(土屋巴瑞季)が密かに想いを寄せるのは、なぜか毎朝必ず決まったつり革を掴んで立つ3年生の先輩(橋口ユウキ)。彼を見ているだけのまま1年が経ち、とうとう先輩は卒業してしまう。しかし、その年の冬、いつもの電車を乗り過ごした美咲の前に再び先輩が現れる。いよいよ美咲は果敢なアプローチを開始。それは先輩とのつり革の距離を縮めることだった。美咲の片想いの結末は!
エピソード2
花火の架け橋
久留米に住む久美子(篠田麻里子)のもとに、父(小須田康人)が入院したとの知らせが届く。癌に冒されていると感づいた父は、夢であるバージンロードを久美子と歩くことは叶わなくとも、久美子の恋人に会いたいと願う。父の願いを叶えるため合コンに参加した久美子は、津田(菊田大輔)と出会う。一方、久美子は子供の頃から心に決めていた。筑後川の花火大会を一緒に見てくれる人が私の運命の人だと。父と娘、彼の想いが交錯する。