竹内結子、阿部寛の名コンビに加え、野際陽子、陣内孝則、宮地真緒、柴田理恵、高橋克実など、バラエティー豊かな共演陣でおくるコミカルかつ心温まるドラマ!
エピソード1
#1 温泉地獄に鬼女将
23歳のOL・祐美(竹内結子)はある日突然、クビを言い渡され、再就職先の面接会場へ。そこは漫画誌を出版する大手出版社だっだが、上手くいかないまま終わってしまう。しかし、そこで祐美は人気漫画家・桜井礼次郎(阿部寛)の3ヶ月の温泉宿での執筆に同行することに。 祐美の兄が温泉宿「柚原」で板前をやっている関係で、一行のは「柚原」に滞在することになるが・・・。
エピソード2
#2 豪雨の夜の叫び!
祐美(竹内結子)の奮闘と美沙子(野際陽子)の励ましの甲斐あって、礼次郎(阿部寛)の新連載の1回目は完成間近となった。祐美の胸には美沙子に対する尊敬の思いが芽生えはじめる。 しかしそんなある日、原稿を一刻も早く東京に届けるべく、旅館の廊下をバタバタと走ってきた祐美を見とがめた美沙子は、「もっと女らしく振る舞いなさい」と怒りをぶつけ・・・。
エピソード3
#3 愛と涙の給料日
第2回の原稿も仕上がって、祐美(竹内結子)も礼次郎(阿部寛)も上機嫌。折しも今日は「柚原」の給料日。祐美にもバイト料が出るが、時給に換算すると200円程度である。その話を聞いた幸一(陣内孝則)は祐美を心配する。思い詰めた幸一は、普段からは考えられないような思い切った決心をする。 一方、大学の後輩が権威ある油絵の賞を取ったことを知りショックを受けた礼次郎は、「柚原」から姿を消してしまう。
エピソード4
#4 甘い考えの末路
礼次郎に別の出版社から執筆の依頼が来た。祐美は猛反対するが、礼次郎は、祐美に内緒で執筆を引き受けてしまう。 さらに「柚原」でも事件が起こった。このところお客が多く忙しい「柚原」に、なじみ客の予約が重なってしまったのだ。番頭の小泉(高橋克実)を始め、幸一(陣内孝則)達従業員達は、大変でも頑張ってお迎えしよう、と張り切るのだが、女将の美沙子(野際陽子)が予約を断ってしまった。仲居達は意気消沈し、「柚原」のチームワークはガタガタに・・・。
エピソード5
#5 炎の告白!
礼次郎(阿部寛)の連載漫画「月下の道」に女性キャラクターを登場させて、恋愛の要素も入れていこうというアイデアが飛び出した。誰が見ても悪い案ではないと思えたが、意外にも礼次郎はそれをきっぱりと断る。祐美(竹内結子)は不思議に思って、「恋愛恐怖症ですか?」など、礼次郎をあれこれと追求する。 そんな折、女将の息子・和也(西島秀俊)が突然祐美を訪ね、礼次郎の前で「つき合ってくれない?」と爆弾発言をし・・・。
エピソード6
#6 幽霊の出る部屋
祐美(竹内結子)の仕事は礼次郎(阿部寛)の居場所がばれないようにしながら連載を毎回きちんと描かせることだった。しかし、礼次郎の居場所が他の出版社にばれてしまった今、祐美の存在意義は危うくなっている。仲居の良江(柴田理恵)にそう言われた祐美だが、何も言い返せなかった。実のところ、良江(柴田理恵)は和也(西島秀俊)に思いを寄せている薫(宮地真緒)のために、祐美を追い出そうとしているのだった。