輝く星のターミナル

3年かけて憧れの仁川空港公社に入社したハン・ヨルムは不器用な性格がゆえに数々のトラブルを起こし、たったの1年で旅客サービスチームに異動を命じられる。新しい部署で心機一転するつもりが初日から寝坊してしまう。ヨルムは通勤中にカフェで出会った不思議な男イ・スヨンと旅客サービスチームで再会するが・・・。

ヨルムは新入社員のスヨンが自分の指導員になったことが気に入らず、スヨンに対して反感を抱きチーム長のヤン・ソグンに抗議を試みるものの失敗に終わる。統合失調症の迷子を捜索することになった旅客サービスチーム。ヨルムはスヨンの指示を無視して単独行動を行い、客に襲われそうになったところをスヨンに助けられる。

空港に爆弾を仕掛けたという脅迫電話があり職員たちに緊張が走る。ごみ箱で不審な袋を発見したヨルムは恐る恐る袋の中身を見るが、そこには大量の金塊が。その金塊が密輸に関係があると考えたヨルムは事件を解決し手柄を立てようとするが、スヨンに管轄外のことに関わらず自分の仕事をするべきだととがめられる。

スヨンに対する劣等感と何をやってもうまくいかない苛立ちから、ヨルムはスヨンに暴言を吐いてしまう。力のことで目立ちたくないスヨンだが、思いがけず脅迫電話の犯人に出くわしてしまい、捕まえるべきか葛藤する。ヨルムは謝罪も兼ねてスヨンに昼食を差し入れるが、不注意でスヨンの右手に熱湯をかけてしまい・・・。

会社を辞める決心をしたスヨンだったがソグンに説得されT2へ異動する。同じくT2へ異動したヨルムは、天敵であるイ・ウテクとソ・イヌに再会し絶望する。そんな中、税関がスーツケースに貼った検査対象のシールを剥がそうとしていた女性客と保安チームのナ・ヨンジュがトイレでもめているのを目撃したヨルムは仲裁に入る。

正しい行いをしたと思ったヨルムだが、上司から責められ事態を収拾するために不本意ながら議員の娘に謝罪に向かう。しかし、いつも謝ってばかりで立ち向かわなかったヨルムは勇気を振り絞って自分の意見を口にする。イヌはスヨンの過去の事故を知っているがゆえに、スヨンが普通に生活できていることに驚きを隠せない。