1991年、童驍騎は母親の治療費のためにマンホールの蓋を盗み、鉄材を扱っていた許半夏と陳宇宙に売ろうするが、２人は彼を制止して治療費を渡し、その後３人で一緒に稼ぐようになる。恩を感じた童驍騎は、浮気した夫の王全に暴力を振るわれていた許半夏を助け、王全を負傷させた罪で懲役５年が課される。1996年、経営者になっていた許半夏は出所した童驍騎を雇い、共に鉄鋼業界の展示会に赴く。展示会では伍建設が、馮遇、裘畢正、郭啓東、許半夏に儲け話を紹介する。調達した鋼鉄をエリート商社マンの趙塁に売ろうと５人が話し合う中、展示会に趙塁が登場し、大勢に取り囲まれる。一方、別の席で待機していた童驍騎は高辛夷と出会う。(c)BEIJING IQIYI

伍建設の儲け話を、許半夏は趙塁に伝える。さらに儲け話に乗るために各方面から資金を借り始めるが、再婚していた父親には断られる。陳宇宙と童驍騎は、村の干潟を借りて廃鉄置き場にしようとするが、村長に大金をふっかけられる。許半夏は童驍騎にトラックを手配し、輸送チームを発足させる。(c)BEIJING IQIYI

部下の郭啓東を疑う裘畢正は、許半夏たちに調査をさせ、郭啓東が無断で別会社を経営していたことを突き止める。裘畢正の力になった許半夏は100万元を借り、実家を抵当に父親からも50万元を借りる。さらに馮遇と伍建設からもお金を借りようとしたが、伍建設は趙塁と廃鉄の買取価格について交渉中だった。(c)BEIJING IQIYI

許半夏は医師の蘇国棟と知り合い、父親の病気を診てもらう。廃鉄置き場の干潟を拡張し、港を建設するという許半夏の中長期ビジョンに興味を持った趙塁は、干潟を視察することになる。視察が成功すれば趙塁から資金を借りられる絶好機を得られるが、村長が干潟の賃料をさらに吊り上げ、侮辱的な言葉を発したことに腹を立てた陳宇宙と童驍騎は干潟を重油で汚染してしまう。(c)BEIJING IQIYI

汚染された干潟を安価で入手できることになったが、許半夏は浄化費用を払うことになる。趙塁は不利な条件を許半夏に飲ませ、前金という形式で資金を貸すことにする。蘇国棟は許半夏の自宅に足を運び、料理をふるまう。さらには資金まで貸そうとするが、許半夏は断る。高辛夷は童驍騎と共に輸送チームを訪れ、刑務所から出たならず者たちと意気投合する。(c)BEIJING IQIYI

高辛夷の母親は省重工業発展委員会の副会長だった。大学で国際貿易を学んだ高辛夷は母親が手配した仕事に嫌気がさして辞職し、家出する。高副会長は一度は童驍騎の元から娘を連れ戻すも、高辛夷は再度家出して童驍騎の家に泊まる。輸送チームの貢献で廃鉄置き場が竣工し、許半夏は伍建設らとロシアへ取引に向かうが、廃鉄の割り当て量を減らされてしまう。(c)BEIJING IQIYI