鬼吹灯～呪われし王墓の謎と伝説の秘宝～

バーイー、コンチュエ、シャーリーの3人には呪いのアザが残されたままだった。この呪いを解くため、3人は雲南にある虫谷へ旅立つ。虫谷は、かつて滇国から移った民たちが住んでいた土地で、献王という暴虐な首領が秘術で支配していたらしい。危険を承知で雲南に乗り込んだバーイーたちだったが、大雨が降り、土砂崩れでバスが止まってしまう。そこで知り合った土地の少女・コンチュエに案内され、3人は遮龍村という所にたどり着く。

遮龍村では新しい族長を誰にするかが話し合われていた。そこへバーイーたちが虫谷へ向かったという知らせが届く。現族長・エンクワンは息子のゾーワーを族長にしたいがため、ゾーワーにあることを持ちかける。

ピラニアに襲われながらも、3人は何とか洞窟を脱出し、深い森に分け入る。そして、巨大な2本のガジュマルの木の根元で野宿をすることに。寝静まった頃、SOSのモールス信号が聞こえ、木の上に何かの気配を感じる。

輸送機から脱出したバーイーたちは、ガジュマルの木の上に古い棺を発見。棺を開けてみると、赤い液体の中に黄金の仮面を着けた古代ミイラが納められていた。棺の記録を取り、改めて虫谷へ向かおうとするが...。

バーイーたち3人は、村人から逃げる途中、強い毒性を持つ白い霧に襲われる。防護防毒マスクを使って切り抜けるが、ジャーロンは目を毒に侵される。バーイーは風水の構造から、付近に廟があるはずだと考え...。

山の神の廟で見つけた白骨死体は行方不明のシャーリーの父親だった。一方、3人は廟の中に多数のヒキガエルの石像があることに気づく。これを正しい順番で回すと、滇国の遺跡への入り口が開くようだが...。