イーディ・レドウェル殺しの有力な容疑者でありながら、正体が不明のアノミー。コーモランとロビンたちは、アノミーを特定しようと調査を続ける。しかし時を同じくして、犯人の魔の手が新たな犠牲者に迫っていた。

私立探偵のコーモラン・ストライクは、アナという女性から事件の調査を依頼される。アナの母親・マーゴは1974年に謎の失踪を遂げており、その真相を調べてほしいというのだ。コーモランは依頼を引き受けるが...。

母親代わりとしてコーモランを育てたジョーンは、病に侵されていた。一方、8ミリフィルムに映っていた女性には、左の脇腹に傷痕があった。コーモランとロビンは、マーゴの脇腹に傷痕があったかを探っていく。

マーゴ殺しの犯人を知っていると言い、ブライアン・タッカーという男がコーモランに接近してくる。タッカーは失踪した娘・ルイーズを捜し続けており、何人もの女性を殺したデニス・クリードが犯人だとにらんでいた。