デヴィッド・テナントが、英国で実在した類を見ない凶悪連続殺人犯を演じたサスペンスドラマ。平然と殺人を認める犯人と、彼を裁くため執念の捜査を行う刑事に迫る。
エピソード1
連続殺人犯 デニス・ニルセン
1983年2月、アパートの排水溝で人骨が発見され、ホーンジー警察署は、数年にわたって暗躍していた連続殺人犯の存在を知る。おとなしそうな公務員の“デス”ことデニス・ニルセンは、自宅アパートを訪れた捜査官に、遺体の隠し場所を自白する。警察署ではジェイ警部とチェンバース警視を前に、被害者と過ごした夜や殺害方法を進んで供述する。遺体の状態が悪く身元の特定が進まない中で、警察は自白に疑問を抱き始めるが…。
エピソード2
戦慄の犯行
デスが自白した複数の殺人を裏づけるため警察が証拠を探す中、警察上層部はジェイ警部に捜査の早期終結を迫る。一方、拘置所内のデスと伝記作家ブライアン・マスターズが定期的に面会していることが判明。ブライアンは“事件がなぜ起きたか”を理解するために本を書くと言うが、警察は捜査への影響を懸念する。デスは警察への情報提供を続けるが、次々と明らかになる事実を前に、ジェイ警部はデスに対する疑念を深めていく。
エピソード3
判決の時
デスは6件の殺人罪を含む全ての罪状について無罪を主張。面会を重ねてきた伝記作家ブライアンは、拘置所で彼の真意を問いただす。デスは強力な弁護団に支えられ、犯行当時の責任能力を争点にする。法廷では生存者が証言台に立つが、厳しい反対尋問やマスコミの注目を浴びてしまう。陪審員の評決を待つ間、ジェイ警部とブライアンはそれぞれの立場から事件を振り返る。果たして被害者と遺族らの無念を晴らすことはできるのか。
デイヴィッド・テナント
ダニエル・メイズ
ジェイソン・ワトキンス
バリー・ウォード
ジョン・セッションズ
ジェイ・シンプソン
ドク・ブラウン
ブロナー・ウォー
Faye McKeever
ジェイミー・パーカー
ピップ・トレンス