1928年、新義州。シン・ジョンテは心臓病の妹チョンアと2人で暮らし、人力車の仕事をしながらチョンアの手術費を稼いでいた。ある夜、密輸業者に追われていた女性を助ける。それが出口カヤとの運命の出会いだった。親友のチャントルに勧められ、ジョンテは密輸の運び屋で稼ごうと今まで貯めてきたお金をつぎ込むが…。

ジョンテはボンシクに飛乗(トビ)組に勧誘されるなり”飛び乗り”を志願する。しかし風車(プンチャ)は飛び乗りになるためには鴨緑江の鉄橋から飛び降りる試験があると言い、それを認めない。一方、ライバルの密輸業者に襲われたカヤは、自分を助けてくれた晋ーが気にかかる。ジョンテは自分が留守の間に倒れたチョンアを助けてくれたのが父親だと知り…。

ジョンテの父に自分の父を殺されたと思ったカヤは、いつかジョンテに復讐することを心に誓う。そして、カヤは母の死の真実を知るという晋一と共に、新義州を去ることに。オクリョンからカヤが駅に向かったと聞いたジョンテは、彼女に会いに行き、カヤの父を殺した犯人を必ず見つけると伝える。日本に渡ったカヤは闇組織・一国会の後継者教育を受け始め、一方、ジョンテも飛び乗りとしての訓練に励む。

人身売買の密輸団に乗り込み、子供たちを助け出すジョンテ。その際に負ったジョンテの傷の手当てをするオクリョンは、ケンカの絶えない彼を案じる。数年前に姿を消したチョンアを捜し続けるジョンテは、チョンアが消えた日に一緒にいた男を見たというドッグの言葉に心が震える。一方、カヤは初めて祖父・天解に接見する。新義州を掌握したら母を殺したのは誰なのかを教えてやるという天解の言葉にカヤは…。

人身売買の密輸団に乗り込み、子供たちを助け出すジョンテ。その際に負ったジョンテの傷の手当てをするオクリョンは、ケンカの絶えない彼を案じる。数年前に姿を消したチョンアを捜し続けるジョンテは、チョンアが消えた日に一緒にいた男を見たというドッグの言葉に心が震える。一方、カヤは初めて祖父・天解に接見する。新義州を掌握したら母を殺したのは誰なのかを教えてやるという天解の言葉にカヤは…。