チュモンの死後、高句麗の国力は衰え王権はもはや風前のともし火だった。そんな中、各部族長たちの協議体である諸加(チェガ)会議は、ユリ王に代わる王を擁立する陰謀を企てる。
誕生した男児が「高句麗の元凶となる」と神女に告げられたユリ王は、自ら赤子を殺すよう迫られる。苦心の末、キリン洞窟の壁画長へアブのもとで平民として生かすことを密かに決断する。
ムヒュルは扶余の黒影に命を狙われたヘアブを助けるため、チュモンの墓である霊廟へ入り、生きて戻った者はいないというその霊廟から、それを手にした者は北方の土地を制するという伝説の神剣を持ち帰る。
扶余に捕らえられたムヒュルを助け出すだめ、へミョン太子は国境を越え扶余の陣営に攻め入る。その頃へミョンの父ユリ王は、扶余との友好関係を築こうと扶余の王テソの元を訪れていた。
へミョン太子は高句麗の今後を憂い、扶余のテソ王を暗殺しようと計画を練り始める。しかし一方で、テソ王に忍び寄る暗殺の気配を悟り、扶余の宮殿内でも警戒が高まっていた。
ソン・イルグク
ムヒュル
チョン・ジニョン
ユリ
チェ・ジョンウォン
ヨン
パク・コニョン
トジン
ハン・ジニ
テソ