アビスパ福岡から19歳で海を渡り、現在は世界最高峰リーグの一つとして名高いイギリス・プレミアリーグで3回の優勝経験を誇る強豪アーセナルFCに所属する冨安健洋。日本代表としては10代でフル代表入りを果たし、2022年のFIFAワールドカップでは守備の要として活躍した。一見、順風満帆に見える冨安のキャリアだが、海外でのサッカー経験では知られざる苦労があった。自身をネガティブな性格だと分析する冨安は、いったいどこでどんな壁にぶつかったのか。それをどう乗り越えたのか。滅多に受けないロングインタビューに周辺取材を交えながら、世界で活躍するアスリート、冨安健洋の「挫折地点」に迫る。[スポーツ]（C）NTTドコモ/Sports Graphic Number

清原和博。言わずと知れた天才打者。甲子園での最多本塁打である通算13本塁打という記録は、40年を経た現在でもやぶられていない。その後も、プロ野球歴代５位の通算525本塁打記録や新人から13年連続20本塁打以上の日本記録。さらにオールスターでは通算36打点の活躍と史上最多７度のMVPを獲得するなど 、数々の「記録」と人々の心にのこる「記憶」を生み出した野球選手。そんな彼の「挫折地点」は、甲子園にあった。同世代のトップレベルの投手を 次々と打ち負かしてきた男が、初めて味わう挫折。突如、天才打者の前に立ちはだかったのは、全く無名の県立高校に通う素朴なメガネの青年であった。清原の野球人生の「挫折地点」が、彼自身の言葉で語られる。（Leminoより）（C）NTTドコモ/Sports Graphic Number

元プロ体操選手、内村航平。オリンピックには2008年の北京大会から４大会連続で出場。３つの金メダルを含む７つのメダルを獲得している。さらに世界選手権では個人総合で前人未踏の６連覇。21個のメダル（金メダル10、銀メダル6、銅メダル5）を獲得した。世界中の体操選手からリスペクトを受け“キング”と呼ばれた。北京、ロンドン、リオ、そして2021年のオリンピック東京大会。リオから東京大会までの間、怪我に苦しみ、個人総合から鉄棒に絞り込むという大きな決断を下した内村。その裏側には秘められた物語があった。現役を引退して約２年。内村がこれまであまり語ることのなかった「挫折地点」と、その克服までの道のりが今明かされる。（Leminoより）（C）NTTドコモ/Sports Graphic Number

2015年ラグビーW杯。当時W杯では通算1勝という成績だった日本代表が、優勝候補だった南アフリカを破ったことは「ラグビー史上最大の番狂わせ」とも報じられ日本中を熱狂させた。それが番狂わせではなくジャパンラグビーの成長だったことは4年後に日本開催のW杯で8強入りしたことで証明された。その日本代表を牽引し続けたのが先のW杯でキャプテンを務めたリーチ マイケルだ。ニュージーランドからの留学生として札幌へやってきたラグビー青年は祖国と遠く離れた地で恩師と出会って成長し、大学在学中に日本代表に選出され卒業後はプロラグビー選手となり25歳で日本に帰化。現在も代表チームの精神的支柱として活躍するリーチにも「引退を考えた」という挫折地点がある。寡黙なリーチの挫折と復活を、貴重なロングインタビューと入念な周辺取材で紡ぎ出す。（C）NTTドコモ/Sports Graphic Number

野球人、栗山英樹。現役時代にはヤクルトスワローズで活躍。2012年から10年間にわたり北海道日本ハムファイターズの監督を務め、２度のリーグ優勝、2016年には日本一に輝いた 。そして2023年のWBC（ワールドベースボールクラシック）。侍ジャパンを世界一に導いた名将だ。輝かしいキャリアを持つ栗山だが、現役時代にはプロの実力に圧倒され、大きな挫折を味わい、監督となってからは「なにをやっても上手くいかない。」と、夜も寝られぬ日々を過ごした。心が折れそうになった時、ある人物の言葉を思い出すという栗山 。その人物とのエピソード、そして、これまであまり語ることのなかった監督としての「挫折地点」が明かされる。（Leminoより）（C）NTTドコモ/Sports Graphic Number

サッカー日本代表として２度のW杯に出場した香川真司。類まれなる攻撃センスを生かしドイツのドルトムントではチームの中心としてブンデスリーガ２連覇、その後移籍したイングランドのマンチェスター・ユナイテッドでもプレミアリーグ制覇など、クラブチームで数々の栄光を手にし、当時日本人が経験したことの無いステージに到達。日本代表でも背番号１０を背負いチームの顔となった。だがキャリア最高潮の時に迎えた２０１４年ブラジルW杯で大きな挫折を味わう。勝つことが当たり前だった若手時代から、勝つことの難しさを痛感する日々を迎え、どのように選手として、人間として成長していったのか。「挫折地点」から再び栄光を勝ち取るための知られざる苦悩の道のりを彼自身の言葉で振り返る。（Leminoより）（C）NTTドコモ/Sports Graphic Number