白華の姫~失われた記憶と3つの愛~
記憶を失ったまま目覚めた容楽(ようらく)は、西啓の皇帝・容斉(ようせい)の妹として生きることになる。やがて両国の同盟のため北臨へ嫁いだ容楽は、公主として宮中で暮らす一方、茶楼の主人・漫夭(まんよう)として密かに行動していた。容斉との約束は、天下の行方を左右するとされる兵書「山河志」を探し出すこと。任務を進める中で北臨の皇子・無憂(むゆう)と出会い、互いに惹かれ合っていく。しかし、その裏では容斉が抱える秘密や、北臨の将軍・傅筹(ふちゅう)の思惑が複雑に絡み合っていた。失われた記憶に隠された真実、避けられぬ宿命、そして交錯する愛の行方は――。
